堀川通西の歩道を歩いていたら、鳥の鳴き声がした。近くで鳥を飼っていて鳥かごがあるのかと見上げたら、閉まっていたガレージの扉につばめが止まっていた。逃げるのを覚悟でカメラを向けたが、じっとしていた。そして撮らせてくれた。すると中からもう一羽が飛んで姿を見せた。ガレージの中に巣があるのかも。
1968年の3月、NHKのみんなのうたで「ラ・ゴロンドリーナ」という歌が流れた。その歌が好きで、楽譜も貰った。ずっとメキシコ民謡だと思っていたが、本当は1861年のフランス・メキシコ戦争で捕虜になりフランスに送られたナルシソ・セラデル・セビージャという人の曲。自分の姿をつばめに重ね、望郷の思いをうたったものらしい。