クララのあしあと

英国ゴールデンレトリバーとの暮らしのあしあと

ねがい

2013年03月27日 | 日記

くきちゃんがはじめてわが家に到着したとき、
それまで犬と触れ合うことのなかったミリーはものすごく怯えた。
ちょこちょこと動く白い小さな生き物が、自分と同じ生き物とは思えなかったのだろう。
とにかく逃げ回り、くきちゃんが近くに寄ってきたときは「お地蔵さん」状態になった。

困った・・・ミリーがかわいそう。くきちゃんを迎えるのではなかったと後悔した。
あれから3年。もちろんいろいろ大変なこともあったけれど、
そんな思いも、今では笑い話だね。



朝の光のなかで、何をおしゃべりしてるの?


なぜかいつも近くにいるふたり。





あれどこに行ったかな?と思ったら勝手口に。


そんな狭いところにふたりで・・・





「何見てるの?」と声をかけると、


ふたり同時に振り向く。つないでるように見える手がかわいい。

おそらくパパの残念なスイングを見てたんだね





くきちゃんがくるまで、ずっとひとりで長い時間お留守番していたミリー。
おしゃべりができるのなら、ぜひ聞いてみたいことがある。
「くきちゃんがきてよかったですか?」
ミリーは何も言わないけれど、私を見上げる瞳は「よかったよ。」と
言っているように見えるのは私の勝手な妄想かなぁ。
でも、人も犬もひとりぼっちはさみしいよね。



昨年の夏のふたり。


同じようなふたりを今年も見ることができますように。



こんな穏やかな日々が少しでも長く続いてほしい。

犬と一緒に暮らしている人間の切実な、たった一つのねがい。



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