クララのあしあと

英国ゴールデンレトリバーとの暮らしのあしあと

旅の記憶〜屋久島編〜

2024年04月27日 | 旅のこと

先月の中旬、屋久島に行ってきた。
屋久島を訪れるのは今回で6回目になる。


屋久島に行ったというと、「縄文杉」を見た?と聞かれるが、残念ながら一度も見たことがない。
じゃあ何しにいくの?と聞かれるが・・・何もしないが正解かなあ。
夫と二人レンタカーで屋久島をぐるぐる周る。屋久島は一周約100kmなので3時間ほどでゆっくり一周できる。
行くたびに2〜3周したかもしれない。今回は残念ながら西部林道が通行止めだったため一周することはできなかった。


西部林道ではヤクザルやヤクシカの野生の姿を見ることができる。行くたびにスマホの写真がヤクザルとヤクシカでいっぱいになる
ヤクスギランドは私の足でも散策することができる。短いコースから長いコースがあるので無理をせず自分に合った歩き方ができる。
名前がついている杉としては紀元杉や川上杉が見られる。ここでもスマホの写真は杉だらけ。今やどれがどの杉かわからない




   


   



   



   







登山やトレッキング、カヤックはしないので・・・と言うと、ホテルの方が屋久島での過ごし方をいろいろ教えてくれる。
屋久杉を磨いてキーホルダーを作ったり、夜光貝を磨いてアクセサリーを作ったり、屋久杉のお箸を削ったり。
何度訪れても楽しい屋久島の時間を過ごすことができた。



   


   





 


今回は2泊3日と短い滞在だから・・・とあらかじめ夫がいろいろと計画を立てていた。
松山空港から福岡空港を経て屋久島空港に到着。
レンタカーを借りてまず益救(やく)神社に行った。屋久島に降り立つと必ず訪れる屋久島のパワースポット。
お参りした後ホテルに寄り、タオルをいただいて平内海中温泉に行った。今まで何度も立ち寄ったことがあるが、干潮にならないと入れないため今回が初めて。
もちろん混浴!しかも足元が悪いため、私は見ている人。夫は地元の方と仲良く喋りながらゆっくり温泉につかっていた。
タオルで腰回りを隠したいけど、足元が滑るのでどちらを優先にするか焦ったとのこと。もちろん足元優先だよね。危ないもの・・・
念願叶って温泉に入ることができて嬉しそうだった。


   





ホテルは「sankara hotel&spa 屋久島」


   





ホテル内は自然がいっぱいで、まるでジュラシック・パーク(映画の話)のよう。植物の名前あてゲームをしながらゆっくりと散歩をした。
美味しい食事の後、テラスから見る屋久島の空には驚くほどたくさんの星が煌めいていた。
空気が綺麗で、明かりが少ないからかな。こんなにたくさんの星を見たのはいつ以来だろう。


      


   





2日目の午前中はホテルで「苔玉作り」をした。
私、今まで自分のことを不器用と思ったことはないのだけど、苔玉作りをしてみて、実はかなり不器用なのではと思い始めた。
夫はあっという間に美しく作ったのに、私は苔を支えるための糸がうまくかけられず、先生の手を借りなければならなかった
ちなみに苔玉の材料の木や苔は全てホテルの敷地に自生しているものだそう。
二人で作った苔玉は大事に持って帰り、今は我が家のテーブルに鎮座している。


   





午後からは宮之浦の「潮騒」という食事処で「首折れさば」のお刺身を堪能した。新鮮で鯖とは思えないほど美味しい。
鯖のネーミングについて、「首折れさば」じゃなくて「首折られさば」の間違いだよねと言いながら食べるのも毎回のこと。







2泊3日はあっという間で屋久島を去る日に気がついたこと。今回の旅行は雨が降らなかった!
屋久島はひと月に35日の雨が降ると言われている。こんなに晴れた日が続くのは珍しいですと地元の方々が口を揃えて言っていた。
穏やかに晴れた美しい早春の屋久島の3日間だった。
そして帰りの飛行機ももちろんプロペラ機。離島だもんね。


   





県道沿いはもうほとんど行くところがないほど何度も島をぐるぐる周っているけれど、帰ってきたらまたすぐに行きたい。
何もせず海を見ているだけで幸せな気持ちになる。時間の流れがゆったりとしていて・・・「島時間」て本当にあるんだと思う。
どうか屋久島だけはこのままであって欲しいなとは私の勝手な願いです。


 


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