動物園へ行こう-ハイデルベルク編(続々)

 
 おサルとレイヨウの次には、牧場にもいそうなツノウシ(?)とヒツジ。それからヒツジのような色をしたラクダ。

 このラクダたち、フタコブラクダなのだが、なんだかコブが変。ピラミッドのようにニュッととがっていて、正面から見るとイルカの背びれのよう。しかもそれらが、ひとこぶめは右に、ふたこぶめは左に、と、重たいものがしなるふうにクタッと倒れている。
 母親に寄り添いっぱなしの可愛らしい仔ラクダがいるのだが、この仔ラクダの小さなコブもすでに傾いてしまっている。……ラクダってコブ、こんなんでいいんだろうか。

 鳥園は大きなケージになっていて、扉とシートを開けて、なかに入れるようになっている。そこには鳥たちが、人間になんか我関せずというように暢気に羽を休めている。

 で、やっぱりその大ケージのてっぺんに、もじゃもじゃとコウノトリの巣があって、さっきの入り口のと同じのなのか、それとも別のなのか、コウノトリがわっさわっさと羽を大きく羽ばたかせて飛んでくる。
 この動物園には、こういう他一倍高いところに、コウノトリのもじゃもじゃの巣がいくつか作ってあって、コウノトリは巣から巣へと気ままに飛び渡る。こういう形での園内での放し飼いって、日本の動物園でもやれば面白いと思う。

 To be continued...

 画像は、ハイデルベルク動物園、フタコブラクダ。

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