We need to be trained to always use Multi-White Balance.
毎回書いていますが、今日も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う！」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist（アーティスト）ですから。
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さて早速写真をご覧下さい。
Morning Light & Shadow - Biei in Hokkaido,Japan.
朝日と雲によって、光と影の部分が雪丘に生じて奇麗でした。
この場面でも光が当たっているところと、影の部分では「色温度」が違います。
しかし残念ながらカメラではその違いは判断出来ず、一つの色温度になってしまいます。
よってカラーなのにモノクロ写真の様になってしまい、特に木々の色が全て同じ様になるのが問題です。
これは好みの問題ですが、僕は好きではありません。
そこでマルチホワイトバランスにしますが、今の時代、簡単に現像ソフトで別々のホワイトバランスを与える事が出来ます。
しかも上記の現像は15分で済ませました。
ここで書いておきますが、
仕事で使う写真、売る写真以外、FBやブログに掲載する程度の写真の現像に、そんなに時間をかけていられないはずです。
僕は忙しくほぼ毎日Upする写真に時間をかけれません。そこで15分間と決めてその範囲で終わらす様に努力しています。
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さて続いて、先月僕の宿に泊まられて「科学的写真術講座」を受講されましたお客様の作品を観ましょう。
（ご本人の承諾は得ています。）
この方はハイアマチュアで、既に個展等も開催されている方です。
こういう方が受講される際、大切な事は「どういう目的で受講されるのか？」それが大切なんですが、
この方はその目的をはっきりお持ちでした。それで講義はとてもし易く、またご本人も満足される様な内容になりました。
今後受講されます方も参考にされて下さい。目的をしっかりもって受講する事が、当然ですが一番大切だと思います。
撮影時のオリジナルJpeg
ご本人の現像作品
以前も書きましたが、「現像する」と言う事はご自分のイメージを具現化する事ですから、もしこの作品がご自分のイメージ通りなら何も問題ありません。またもし僕が現像するなら、全てが僕のイメージに変わってしまいます。ですから善悪では無いのです。あくまでも自分の「作品イメージ」をどうするか？それが大切です。
Kentが現像した作品
かなり作品イメージが変わりました。
この撮影時に僕が持っていたイメージを作品にしました。
今回受講されました方はとても柔軟性がありました。しかも元々センスの良い方ですからすぐに上達されます。
受講される前と後では大きく作品創作が変化したと思います。今後に役立てて頂ければ幸いです。
それでは最後に彼がご自分で撮影現像された別の作品をご覧下さい！
北海道美瑛町
素晴らしいですね！
センスの良い方は習得されるのも早いと思います。
いずれにしましても、
このブログ読者の皆さんは、マルチホワイトバランスを普通に使える様に訓練された方が良いです。
それは基本的な知識だからです。
実は問題はそこからです。それが出来るようになってから…。
あくまでも「色」を決めるのはご自身ですから。それが一番難しくセンスを問われる部分なのです。
だからこそ、まずは運転免許証と同じで基本的な考え方と操作をマスターして欲しいです。
そうしなければ次のステップに上がれません。
少なくとも僕はそう考えています。
頑張って下さい！
(#^.^#)
追伸：
ご本人は北海道室蘭市の素晴らしい風景を撮られています。
次は彼の撮影したRAWデータを僕が現像した作品です。
海霧 北海道室蘭市
Sea fog - Muroran,Hokkaido.
元々撮影が素晴らしいので色々なイメージで現像出来ます。
僕は一度も撮影現場を見た事ありません。あくまでもこの写真は僕のイメージを具現化した作品です。
サムライ・フォトグラファーの大きな仕事の一つは、
自分の作品を見せる事で、この場所に一度行ってみたいと思わせれるかどうか？ それが重要です。
室蘭市へ行ってみたくなるかどうか？
もしこの場所に一度行ってみたいと思わせれば大成功ですね!
今回受講されましたご本人も「サムライ・フォトグラファー」を目指されるそうなので、
ぜひ今後頑張って頂きたいです。期待しております！
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時～22時 不定休 写真術講座開講中
Tel:0166-92-5137
撮影で不在の時が多いです。来館前にお電話下さい！
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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