えんじゃけん

ナルニア国物語

今日はナルニア国物語の先行上映を見に行ってきた。

ひとこと、「おもしろかった!」です。(^^)

しょっぱなのシーンから意表をつかれました。
こんなシーンから始まるんだと。

あと、美術もすごかったです。
イギリス(でいんだよね?)ののどかな風景もすごく綺麗だったし、
そして、ナルニアの住人の描写がね~、すごかった。
あんまし、CGってかんじを受けなかったから。
技術の進歩はすごいもんです。
本当に、そういう生き物が存在しそうなんだもん。

そういう、っていうのはギリシア神話に出てくる生き物も出てくるんです。
ナルニアは動物や、そういった神話に出てくるものたちが、
同じ言葉を話し、共に同じ様に生きている国。
人間が存在していないだけで。
そこに、4人の人間の子どもたちが救世主として現れるんだよね。
アダムとイブの子供として。
でも、子供たちは初めはそんな意識さらさらないんだよね。
「え?イブの娘じゃないよ。お母さんの子だよ。」
「僕たちにはそんな力ないよ。」
って感じに。(^^;)
子供たちの心の成長も見れる作品です。

話はさすがに原作がしっかりしているので、とても面白かったです。
原作を読んでないから、忠実に描写されているのかどうかは
分からないけど、見ていて話はとってもしっかりしたもののように
感じました。
この物語に対するある解説本にはこの物語には「騎士道」が感じられると
いうことを書いていました。
騎士道・・・といえば、「ラ・マンチャの男」もそうか。
日本人的に言えば、仁義かなぁと思ってみてました。

最近ってその仁義的なものって失われつつありますよね。
私が子供のころに聞いた話でショックだったのは、
「人間やさしいと(仁義を大事にしていると)商売が成りたたない。」
という話。
これはうちの父方のお婆さんが言っていた話なんだけどね。
私は子供ながら、世の中ってそんなものなのかなぁとなんか嫌だなぁと
思ったことを覚えています。
だって、やさしい人が損をみる世界なんて・・・そんなの嫌じゃないですか?

でも、ナルニア国物語はそういった卑怯なものや自分勝手のもの
が勝つのではなく、人に優しいもの、心の強いものが勝ちます。
途中で裏切りもあるんだけど、そのものが心を入れ替えれば
それを受け入れるだけの度量があるんですよね。
責めることを全くせずに・・・。
受け入れることで、その人が大きく仲間のために貢献するんですよ。
なんか、いいなぁと思ってみました。
あとね、見てていいなぁと思ったのは、気品がある作品とでもいうのかなぁ。
子供にいたるまで気品に溢れているんですよね。
イギリスって国の根底に流れているものだと思うんだけど。
ひとつ、ひとつがスマートだっていえばいいのか。

イギリスには行ったことないので、実際はどんな国かしらないけど、
小さな子供まで一人ひとりが気品をもって・・・・
(いい表現が今はみつからないけど・・・)
それがすごくいいなぁって思いました。

んでもって、ストーリーから外れますけど、末っ子のルーシー役の子が
とにかくかわいくて私的にはツボだったなぁ。(^^)
目の表情がとってもかわいい。
キュートです。
小さいのに、言っていることがスマートで(これは役柄のことだけど)
それもすごくいいです。(^^)

これ見てね、将来イギリスに住みたいと思ってしまいました。
って、私、すぐにどこでも住みたい症なんですけどね。(^^;)
一回、旅行で見に行ってみたいなぁ、イギリス。
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