えんじゃけん

鈍感力

少し前に流行っていた「鈍感力」を今日は読みました。

いかにすごく敏感だったら大変か、
ストレスがたまるか、不幸かを書いて、
だから鈍感であることはいい・・・といった逆説的な
書き方が主流な本でした。

ま、確かに、なんでも過敏すぎるのはよくない。
だからってあんまし、鈍感すぎるのも・・・よくないですよね。
何事もほどほどがベスト。
だから、一概に鈍感であるのがいい!とは言えないと思うんだけど、
多分、筆者は過敏な人へ向けて書いた本なんだろうなぁと思いました。
だって、やたらストレス社会と呼ばれる昨今ですものね。
鈍感であれば、確かにストレスはたまりません。

この本、職場の人間関係についても書いているんだけど、
恋愛や結婚にまで話は触れています。
その中で、恋愛について納得したので、それについて。

恋愛は最初から鈍感ではうまくいかない。
でも、付き合いがはじまったら鈍感である方がうまくいく。

って、ことが書いてあったんですよね。
それは確かに・・・と思いました。
最初は相手のことに夢中だし、相手もそうだし、
また双方、それを喜んでるしで、常に相手に意識が集中している。
つまりお互いに相手に敏感になっているんですよね。
でも、付き合いが長くなってくると冷静に相手を見るように
なってくるんですよね。
それで、それまで「あばたもえくぼ」だったものが、
あばたが許せなくなったりすることがあるんですよね。
そのときに、付き合いが続くかどうかはこの「鈍感力」が
威力を発揮するっていうんです。

鈍感っていうと言葉が悪いし、消極的な感じがするので、
言葉を変えれば、どれだけ相手を優しい視線で見ることができるか?
許容できるか?ってことですよね。

恋愛とか結婚の章が私的には楽しかったです。

けど、「女の人に断られてもすぐにあきらめないこと。」
ってのがあって、女の人は断っても必ず、また誘ってくれることを
待っているっていう文章があったんだけど・・・
いや、そうとは限らんだろうと思いました。

だって、ストーカーってものが存在するんだから。
もし、上記のような心理が女性すべてに適応するのであれば、
女性が男性に対してストーカーって言葉は存在しないはずなので。
(「鈍感力」の本の中でもしつこ過ぎは問題ありってちゃんと
フォローが書いていますけどね。)



って、ことで、「鈍感力」に触れながら、今日の
「ホタルノヒカリ」の感想を!!
今日は恋愛観について部長と蛍の意見が対立していましたね!

「好きならどんなことも乗り越えていける!」(蛍)
「好きでもどうしようもないことがある」(部長)

恋愛のスタート地点の恋人同士は蛍意見だろうし、
恋愛の長い恋人同士は部長の意見だろうし。
なかなか「鈍感力」で触れていた部分に関係あるじゃん!と
思ってみていました。

さ、蛍と部長、この先どうなるんでしょうね。
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