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えんじゃけん

NINJA in MATSUMOTO 大千秋楽

昨日は「NINJA」の千秋楽を見るために松本へと朝早くからあずさに乗っていきました。

日帰り旅行です!

偶然が偶然を呼び、とても幸せな気持ちになれた1日でした。

詳しくは後ほど。

松本駅に着くなりNINJAの宣伝発見!

街全体で盛り上げてくれていて嬉しい。

駅ビルにあった蕎麦屋で腹ごしらえをしてからまつもと美術館へと向かいました。

前回は、松本城や神社巡りで美術館に行けなかったので、今回は優先的に行くことに。

丁度、「不思議な国のアリス展」というものが行われていました。

正直いうと、あまり面白くなさそうだなと思ったのですが、せっかくなので見ることに。

見て正解。

面白かったです!

謎解きゲームもしていましたが、時間がそんなになかったので、ゲームはしないで、

鑑賞だけにしました。

不思議の国のアリスの誕生秘話(?)や、いろいろな人が描いた挿絵や。

あのダリも挿絵を描いたことがあるようです。

そして、草間彌生さんも・・・・!

あとは、映像化されかことやらお芝居にされたことなどの資料も展示していました。

これ、森山開次さんの「不思議の国のアリス」を公演している時に、この展覧会もってきたら、

コラボでいい感じだったのになぁと思いつつ。

そのあとは、草間彌生コーナーの3Fへ。

やっぱ、草間さん素晴らしい・・・。

圧倒されます。

うる覚えで間違っているかもですが、草間さんが、絵に対する情熱や想いなどを、

いかに後世の人々の心に魂として残していくか。

自分の作品で救われる人がいる。

そんな感じのことを語ってあり、私もそれはすごく同意だなと思いました。

私もそんな作品を作れるようになりたい、とそんな思いにさせてくれました。

さて、草間さんまで見るといい時間になりました。

まつもと芸術劇場へと向かいました。

さて、いよいよ、「NINJA」の本当の本当の千秋楽です。

私はこの公演、なんと7回も見に行きました。

かなりのお気に入りです。

しかし、そのお気に入りも今日で終わり・・・。

再演はしないのか?と見る前から思ってしまいました。

今回は小劇場の方で行われます。

入り口にはいつものポスターと松本バージョン?が掲示されていました。

さて、グッズですが、CD期待していたのですが、ありませんでした・・・。

いつか販売してくれるのかな?

そして、さらにガチャもありませんでした。

売ってあったのは、タンブラーとブランケットとヘッドフォンだけ。

かなりグッズ、売れたんですね。

もしかして、CDもどこかで販売されて売り切れてしまったのか?

入り口の壁には松本市の幼稚園や保育園の園児の折った折り紙が飾られていました。

すてきですね。

今回の席は左ブロックの前から2列目でした。

なんて、いい席なんだ!

と思いつつ、朝早かったのもあり、ゆったりした音楽になると眠気が・・・。

あ、いかんいかん!と何度も自分に言い聞かせながら。

 

今回のダンスで一番心に残ったのは、引間文佳さんのラストです。

いつもラストの表情が気になっていて、千秋楽はどんな表情をするのだろうとそれが気になっていました。

あめんぼのシーンでは本当に楽しそうに水面を滑っていました。

そして、ラストの三すくみコンビでの重なり。

引間さん、いい表情で笑ってました!

もう、それだけで私はとっても満足でした。

しかし、素敵な表情なのに、今日はいつもより照明が落ちるのが早くて、

引間さんの顔がしっかり見られなかったのが残念でした。

 

今回の舞台は横長四角って感じで奥行きが少なく、床面がフラットでした。

最前列の客席の床と同じ高さの床だったんですよ。

そのおかげで、2列目でも床面の映像がばっちり見えました。

役者さんもしっかり見えました。

 

私は通路側の席にいたのですが、最初の開次さんの踊りのシーンで、

あまりの軽やかさに本当に改めてすごいと思いました。

真横を通っても本当に身軽で、忍者のようなんです。

歩く音や気配がしないんですよ。

かつ、私の頭の上を開次さんの手がすっと横切ったのですが、風を感じました。

すごく早い動きをしているのにも関わらず、軽やかなんですよね。

ふと、自分も開次さんのように痩せたら開次さんのように身軽に動けるのだろうか、

と一瞬考えましたが・・・

まず、体形があそこまで行くにはかなりの努力が必要だなとすぐに悟りました(汗)

 

今日のベストオブダンサーは、私の中では、カブトムシの人でした。

もちろん、開次さん、引間さんもよかったですよ。

けど、この2人は私の中で殿堂入りなのでそれ以外でのベストオブダンサーということで。

いや、カブトムシ、いいですよ、いい!

見ているだけで楽しい気持ちにさせられました!

私の隣の女の子は必至に笑いをこらえている感じでしたが、たまに吹き出してしまってました。

表情と動きにさらに磨きがかかったように思えました。

 

ここから引間さんの感想。

おひなさまシーンは今回も開次さんにキスをしようとする素振りを見せました。

すると、開次さん、今までになく拒否った演技をしていて面白かったです。

あ、はい、演技ですよ、演技。

 

なめくじのシーンでは、「ああ、これで見納めか」感が強かったです。

あとは、これは私の主観だと思うのですが、床の高さが客席と同じになることで、

近くに感じる反面、舞台上が異空間に感じにくいなぁと思いました。

この、なめくじのシーンは異空間感がいい感じなのですが、

ちょっと身近な世界に感じてしまいました。

私は舞台は少し高い方が好きなのかもしれない。

少し高いことで、現実との境界ができるように思うので。

 

あとは、お座布団回しのシーンですが、他の人と同じくらいの速さで回せてました。

これ、初演のころは引間さんだけお座布団の回転がものすごく遅かったんですよね。

 

あ、そうそう。

初演の頃と言えば、はじめの頃は引間さんの腰の重心が高いのが気になっていたんですよね。

忍者なのに、重心高すぎだなと思ってたんです。

でも、それも今では重心が低くなり気にならなくなりました。

努力して忍者らしくなってきたんだな・・・としみじみ見ながら思いました。

 

かちかち山のシーンでは、1回りぼんを落としたものの、

すぐに拾って不自然な動きにならずに引き続き踊っていました。

さすがです😃

客席が近い分、リボンの持ち手側を投げるのがちょっと難しそうでした。

舞台の奥行が狭かった関係もあるのかな。

 

カーテンコールは三回あったのですが、最後の時一人が立ったので、

私も勇気をだして、スタンディングオベレーションしました。

結構の人が立ち上がり拍手を送りました。

私の左前の人は千秋楽おめでとう!や開次さん、よかったです!など叫んでました。

それに気づいて開次さんが笑い返していました。

大千秋楽ですが、開次さんは何も語らず、動きで感謝を表し去っていきました。

そう考えると、あの水戸での開次さんの謝罪って、本当にレアだったよなと思いました。

カーテンコールで笑顔いっぱいの開次さんを見て、思わず泣きそうになりました。

なんでだろうなぁ・・・開次さんが素でしていることは何でも感動してしまう。

 

引間さんがインスタに打ち上げ花火のようだと書いてあったけど、

本当にあっという間に終わってしまいました。

本当、いい舞台だったなぁ。

もっと沢山の人に見てほしい舞台だったなぁ。

 

少し余韻に浸りつつも、16時から串田さんの「空中キャバレー」があるので移動しました。

今回のこのお芝居(パフォーマンス?)は大劇場の搬入口から入るようになっていました。

自由席てこともあってか15時半開場なのに15時の段階でかなりの人が並んでいました。

私は15時半丁度に並べばいやと思い、近くの深志神社にお参りに行きました。

狛犬のところに、おみくじの牛が四体並べられていました。

かわいかったので、思わず写真とりました。

 

さて、いよいよ開場時間!

出演者さんたちの楽しい演奏に出迎えてもらいながら

会場に入ると10店舗ほどの屋台が出迎えてくれました。

開演まではそのエリアでビールを飲んだり、唐揚げやおにぎりを食べたりしました。

もしかしてこのエリアでお祭り気分な感じで楽しむイベントなのか?

と、全く状況が分からないなりに、もりもり食べていた自分。

開演時間になると演奏隊が移動を始め、お客さんはその演奏隊に誘導され、

広い空間へと案内されました。

 

真ん中に広い空間があり、周りに座席がありました。

真ん中上には空中ブランコがありました。

私は1番高い席の1番後ろに座りました。

今回のお芝居は参加型で一緒に踊ったりもできるそうですが、もう、なんせ疲れていて、

とにかく見られたらいいやということで、一番後ろに座って高みの見物状態。

 

上からお客さんたちを見ていると、

たくさんの人ごみの中、「あ、あれは!」

まずは、ninjaのダンサーの男の人が目に入りました。

そして近くをよくよく見ると、引間さん、いた!

男の人は藤村港平さんでした。

そしてその他にも浅沼圭さん、中村理彩さんもいて、どうやら4人で観劇にきた様子でした。

もしかしたら、ninjaの舞台後に引間さんたちも来るんではないかという期待があったのですが、

見事に的中!

舞台後も引間さんを見られるなんてなんてラッキーなんだと思いながら、

みんなと一緒になて踊っている引間さんを眺めてました。

ダンス仲間と手を繋ぎ腕を上げながら踊りながら歩く引間さん😊

 

しかし、そのあと、移動とかがあり見えない状態に。

この舞台、みる方向というか、中心となる舞台があちこちに変わるので、

お客さんが途中何度も移動するんです。

私の座っている席の人たちは座りっぱなしでしたが。

この串田さんの舞台、見ながら思ったのですが、

セツアンの善人やコーカサスの白い輪とかを思い出しました。

オムニバスでいろいろ見せていく方法。

そしてお客さんも参加できる参加型。

当たり前ですが、松さんはいませんでしたが、今にも出てくるんじゃないかと

思うくらい懐かしい感じのする舞台でした。

途中、幕が上がり、自分たちは舞台がわに実はいて、

幕の向こうが客席だってところがあるんですが、

幕が上がった瞬間、メモリーゼロを思い出しました。

引間さんも同じこと思っているのかなと思いつつ。

セツアンの善人とかは、お芝居の前にロビーでパフォーマンスがあって、

それを見に行くのもたのしかったんですけど、今回はパフォーマンスだけでなく、

屋台も出ていました!

それも地元のお店が出店していて、そんなところもあったかい感じのする

串田さんらしい舞台でした。

この舞台も客席と段差がないんですが、これはない方がいいのかなと思いました。

お客も舞台の一部って感じの舞台だったので。

 

途中休憩はまた屋台の方で買い物ができるようでした。

私はすわったまんま、舞台に来たパフォーマンスの人をずっと見てました。

引間さんたちは屋台の方へと行きました。

 

2幕開始前、引間さんたちは片手にドリンクを持って戻ってきました。

キョロキョロしてどこに座ろうか考えている様子でした。

そして、引間さんたちが指差して座った場所は私が左側にいるとしたら、

右側の一番後ろに座ってしまい、私から引間さんが見にくい状態に。

すき間っから少し時々見える感じでしたが、前に乗り出してくれないと見えない感じでした。

それでも一緒に同じ作品を楽しんでいると思うだけで幸せ気分でした。

 

お芝居が終わり、会場を出て、少し外にいると引間さんたちの姿が見えました。

中村さんが大きなスーツケースを持っていました。

この後、ホテルではなく家に帰るのかなと思いました。

しばらくすると、引間さんが携帯を片手に出口付近にいるスタッフに何かを話しかけていました。

私は見つかってはやばい(なぜ?汗)って気持ちになり会場を去りました。

あ~、なんて自分は勇気がないんだ・・・

もう少し見ててもよかったのに・・・と思い振り向くと、

浅沼さんが小走りにこちら側の方に向かって走ってきました。

そして、劇場入り口にある車に乗り込みました。

あれ、みんなで帰るわけではないんだ・・・。

そう思いつつも、電車の時間まで1時間をきっていたので、とりあえずは駅に向かって歩きました。

電車に乗るまでに何かを食べたいと思いラーメン屋を狙っていたのですが、なんと休みだったので、

仕方ないのでお昼でもお世話になったお店で夜もお蕎麦を食べることにしました。

駅にも近いし、蕎麦が出てくるまでの時間が早かったので、いいだろうと思いそこにしました。

そして、日本酒もお願いして少し急ぎつつ、食べたり飲んだりしていました。

すると、隣の席に女性客が一人。

となりと言っても大きなカウンター席のような席で、二人分となりにその女性は座りました。

女性客で1人の人も結構いるものだなとふと見ると、なんとそれは引間さんでした!

そんなことがあるのだろうか・・・酒を急いで飲んだのもあり、ちょっと酔い気味な自分。

ああ、引間さん一人だし、写真お願いできるかな?

あ、いやいや、急いでいる様子だし、電車が同じあずさなのかも。

だったら写真なんて余裕はないだろうし。

なら、せめて、感想を一言・・・。

いや、でも、今プライベートだろうし、急いでる感じだし・・・・。

 

悩んでいるうちに電車発車時刻13分前ほどに。

とりあえず、会計しないとと席を立つと、なんと引間さんも同じタイミングで会計に。

私の後ろに並んでるじゃないですか。

でも、今、このタイミングで話しかけるのは変だし、きっと少しでも早く会計を

済ませたいと思っているに違いないと思い、お金をさっさか出して会計を済ませました。

そして、外に出ようとしたらふらつく自分。

ああ、やはり酔いがまわっている。

こんな状態でちゃんと話しかけれないだろう・・・というか、電車に自分、ちゃんと乗れるのか?

ということで、そのまま引間さんを後にして改札に向かいました。

1回、後ろを振り向きましたが、引間さんの姿は見えませんでした。

 

お芝居で一緒になっただけでも素の引間さんが見られてうれしかったのに、

まさか蕎麦屋でも素の引間さんに会えるとは。

それも距離は少しあったものの、並んで蕎麦食べたという・・・。

友だちにそのことを伝えたら、「え!それなのに、話しかけなかったの?

もう、それは運命として話しかけるべきでしょ!」と言われました。

た、たしかに。

多分、こんな奇跡はそうそうないだろうなぁ。

もしかしたら、深志神社のご利益かも知れません。

話しかけれなかったのは少し心残りではありますが、

それでも一緒の時を過ごせ、それだけで今はうれしい気持ちとあったかい気持ちでいっぱいです。

引間さん、以前話しかけた時は丁寧に優しく対応してくれたので、

きっと一言、「おつかれさまでした!」くらい言っても

だいじょうぶだったんだろうなぁと思いました。

ああ、そう考えると一言、おつかれさまでしたっていえばよかったな。

 

本当におつかれさまでした、引間さん&ninjaカンパニーの人たち!

引間さんはしばらくお休みということなのですが、

次の新しい出演ニュースが決まったら教えてくださいね!〉引間さん!

楽しみにしています!

それまでは、少しゆっくりと休んで充電してくださいね!

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