えんじゃけん

少しの勇気が明日を変える

一昨日に芝居にいったわけですが、その芝居の中にも出てくる
台詞であるんですけど(正確ではないですが)
人生をただ嘆くよりも今、ちょっとの勇気を振り絞って、ちょっと明るい
明日を作る・・・だったかなぁ、そんな台詞をチェーホフが言うんです。

ちょっとの勇気で明るい未来を作っていける可能性を人は持っているんですよね。
明るい未来というと大げさだけど、人生を楽しくも悲しくも動かしていくのは、
自分の動き方&考え方次第でもあるんですよね。

で、この夏休み、私は考えてたことがあるんです。
私は人に対して自分から仲良くしようとするのが下手くそだなぁと。
余程気心しれないと自分から「遊ぼう!」とまず誘えないし・・・
仲良くなろうと思うと変に気合が入りすぎてしまうところもあるし・・・。
人と自然に仲良くできないものか・・・と思ってたんです。

どれくらい下手かというと、
「私と遊ぶより他の人と遊びたいんじゃぁなかろうか」とか、
「一緒にいるのが苦痛に思われないだろうか」とか。
相手が余程好意を示してくれないと不安で誘えないわけです。
また、なんかね、人を寄せ付けない発言もしてしまうんですよね・・・。
「人といるの苦手」とか、
「職場の人と休日まで遊びたくない」とか。
・・・こんなこと言ってたら、よほど図太い人でないと私を誘わないだろうと。
親しい人は私の性格をよく知っているので、聞き流してくれるんだけどね。
よく知らない人はこの発言を真に受けますよね。
だって、私だって逆の立場だったら絶対誘えないよ~、そんな人!!(汗)
ま、そんな反省をしていたんです。

それで、ちょっと勇気を出してみよう!とがんばったわけです。
すごい遠まわしな入り方をしたんですけどね。(汗)
ストレートに「遊びたい」と言えばいいのに、なかなか切り出せず、
最初のほう、相手はポカンとしてました。
「この人は何が言いたいんだ?」って感じに。
でも、何とかやっとこ「だから、○○に行かない?」と誘えたんですよね。
そしたら、すごく反応がよくて!
電車で横ならびに座ってたんだけど、こちらに向きを変えて座りなおして、
行きたい!!って目をキラキラして元気よく言われたんですよ。
まぁ、それはもともとその人が前から行きたいと言っていた場所だから
なんだけど・・・ね。
でも、予想以上にすごく反応よくてびびってしまって、
「他の人はみんな行ってしまってて一緒に行く人がいないから」
なんて発言をしてしまったんですよ~。
ひどい発言だ~~!
自分がされたらへこむなぁ。
馬鹿な自分です。
本当はただ一緒に遊びたいからというシンプルな理由なのに・・・。
あんまし、喜ばれたりするのにどうも慣れてないんですよね。
大人げないです・・・。

って、思いっきりドラマ「干物女」の心の声みたいな状況になっていますが。
部長(←「干物女」のね)が言っていたけど、
「気持ちは言葉にしないと伝わらない」ものなのに、
気持ちにないことを言葉にしてたら、余計に誤解されるじゃん!!ってことで、
つい、照れ隠しでいらないことを一言余計に言ってしまう癖を直さないと
なぁと思うのでした。(反省)

さ、余計なひとことへのフォローを入れるべきか入れないべきか。
でも、誘えたし、喜んでくれたしで、
それだけで心が随分満たされた自分です。
少しの勇気を出すだけで、随分自分のまわりや自分の気持ちが
変わるものだなぁと思いました。
恥を恐れず、もっと勇気が出させたらなぁと思います。
なんか、変なところで気にしい(格好つけ)なんですよね。


・・・・だからって、全然、格好ついてないけど。(汗)
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