□本日落語二席。
◆月亭方正「茗荷宿」(MBSテレビ『らくごのお時間』第157回※噺家八景SP)。
SkyシアターMBS、令和6(2024)年4月29日収録(らくごのお時間10周年落語会「噺家八景」昼席)※6月16日OA。
「茗荷宿」は桃月庵白酒で何度も聴いた。ちゃんと調べてないが、これは白酒が発掘した埋もれていたネタなんだろうか。白酒は「喧嘩長屋」とかその類のネタを好んで演じているようで。
それでも、最近ではけっこう「茗荷宿」を高座に掛ける落語家が東京で出てきたようだなと思うのも、白酒の功績と言ってよいのだろうか。
そして、じわじわとこれが上方にもきたということか。何年か前に林家花丸が演じたものを一度聴いた。そして、今日の方正で二度めである。内容的には東西どちらでも通用する噺だから、もっと広がればよいのではないだろうか。
方正は、マクラで、茗荷が釈迦の弟子の周利槃特に由来すること、釈迦の異名に婆伽があること(正しくは「婆伽婆」「薄伽梵」)、マンガ『天才バカボン』に出てくるレレレのおじさんは周利槃特をモチーフにしていること、バカボンのパパが言う「これでいいのだ」の口癖は釈迦の説いた文言であることなどを語っていて、これはおもしろかった。
◆月亭方正「茗荷宿」(MBSテレビ『らくごのお時間』第157回※噺家八景SP)。
SkyシアターMBS、令和6(2024)年4月29日収録(らくごのお時間10周年落語会「噺家八景」昼席)※6月16日OA。
「茗荷宿」は桃月庵白酒で何度も聴いた。ちゃんと調べてないが、これは白酒が発掘した埋もれていたネタなんだろうか。白酒は「喧嘩長屋」とかその類のネタを好んで演じているようで。
それでも、最近ではけっこう「茗荷宿」を高座に掛ける落語家が東京で出てきたようだなと思うのも、白酒の功績と言ってよいのだろうか。
そして、じわじわとこれが上方にもきたということか。何年か前に林家花丸が演じたものを一度聴いた。そして、今日の方正で二度めである。内容的には東西どちらでも通用する噺だから、もっと広がればよいのではないだろうか。
方正は、マクラで、茗荷が釈迦の弟子の周利槃特に由来すること、釈迦の異名に婆伽があること(正しくは「婆伽婆」「薄伽梵」)、マンガ『天才バカボン』に出てくるレレレのおじさんは周利槃特をモチーフにしていること、バカボンのパパが言う「これでいいのだ」の口癖は釈迦の説いた文言であることなどを語っていて、これはおもしろかった。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2915回)。
後楽園ホール、令和6(2024)年6月16日OA。
後楽園ホール、令和6(2024)年6月16日OA。