□本日落語一席。
◆立川志らく「親子酒」(CD『志らくのピン』)。
東京大田区民プラザ、平成9(1997)年10月収録。
今から二十七年前の高座である。なんだかこれを聴いていると、飛ぶ鳥を落す勢いという言葉が即座にうかんでくる。それは人気がものすごいというより、これを聴いた鳥がいたら、宙から落ちてくるのではないかという意味で。
それくらいスピーディーで切れ味鋭い語り口である。思わず今の志らくだったらどうなんだろうとも思ってしまった。落語家や芸人は、歳をとると燻銀とか、枯れた味わいなどと言われることがあるけれども、志らくにもそれがあてはまるのだろうか。
それにはやはり同じ「親子酒」で聴きくらべて吟味したいものである。
◆立川志らく「親子酒」(CD『志らくのピン』)。
東京大田区民プラザ、平成9(1997)年10月収録。
今から二十七年前の高座である。なんだかこれを聴いていると、飛ぶ鳥を落す勢いという言葉が即座にうかんでくる。それは人気がものすごいというより、これを聴いた鳥がいたら、宙から落ちてくるのではないかという意味で。
それくらいスピーディーで切れ味鋭い語り口である。思わず今の志らくだったらどうなんだろうとも思ってしまった。落語家や芸人は、歳をとると燻銀とか、枯れた味わいなどと言われることがあるけれども、志らくにもそれがあてはまるのだろうか。
それにはやはり同じ「親子酒」で聴きくらべて吟味したいものである。