CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

天野祐夫氏の彫刻作品 「カルタゴ」

2021年07月31日 04時54分04秒 | 神戸情報

ダイエー板宿店横にあった天野祐夫氏の彫刻作品 「カルタゴ」は時期は不明

(2016-2017年頃か?)ですが平田南橋東交差点の南側(板宿駅前駐輪場前)に

移転しました。

移転後の写真を2021年7月30日に撮ってきましたので写真紹介します。

神戸市須磨区ダイエー板宿店横にあった時の写真などは下記ブログで紹介しています。

  天野祐夫氏の彫刻作品 「カルタゴ」 in ダイエー板宿店横 on 2012-3-28 : 散策とグルメの記録 (exblog.jp)

 

彫刻作品の基本情報
設置場所:平田南橋東交差点の南側(板宿駅前駐輪場前)
作者:天野祐夫  題目:カルタゴ
製作:平成8年(1996) 
受賞:第8回神戸具象彫刻大賞展準大賞、市民賞受賞

 

上の写真は須磨学園、板宿神社などがある山並みを背景に撮ったものです

 

上の写真の後ろに板宿駅前駐輪所の建物が写っています。

上の写真はカルタゴの後ろ姿です。

「カルタゴ」はチュニジアにあった北アフリカの古代都市で、ローマとの戦争で

壊滅的な被害を受けたが、見事に再建され栄えた都市である。

阪神淡路大震災で大きな被害を受けた板宿地区がカルタゴのように再建し栄えることを

願い建立されました。

平成14年(2002)、サッカーワールドカップが行われた際にわざわざチュニジアの大使が

これを見るために足を運んだという由緒もあるそうです。

上の2枚の写真は現地説明版です。

読み難いのでそのまま転記しておきます。

この作品は北アフリカの地中海沿岸(現在のチュニジア)にあった古代都市
カルタゴをイメージしたものです。
カルタゴは紀元前3世紀ローマ軍によって破壊されましたが、後年再建され、
美しい港湾都市として栄えました。
阪神・淡路大震災で被害を受けた神戸も、カルタゴのように力強く再興してほしい
という願いを込めています。

説明板にはこの像が神戸国際港都建設事業須磨地区(第2工区)復興土地区画
整理事業の完成記念で建てられたことも書かれていました。
 事業着手 昭和45年(1970)4月
 事業完成 平成8年(1996)4月
 施工者   神戸市長 笹山 幸俊

須磨地区(第2工区)土地区画整理審議会委員の方々のリストも書かれていました(略)

天野裕夫氏の略歴  (詳細紹介はこちら
1954年 3月 岐阜県瑞浪市に生まれる
1978年 3月 多摩美術大学院彫刻科修了

1996年 神戸具象彫刻大賞展で準大賞及び神戸市民賞を受賞





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 故島田 叡 元沖縄県知事の野... | トップ | 東京五輪7月30日現在の日本の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神戸情報」カテゴリの最新記事