CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

大分県 大野川流域の磨崖仏

2018年10月20日 07時27分17秒 | Weblog
一昨日(2018-10-18)NHKBSプレミアム(17:00~18:00)の番組で富田靖子が出演の
発見!体感!にっぽん水紀行「水の国 大分 東洋のナイアガラと海底湧水」を視聴した。

番組の中で大野川流域の磨崖仏の紹介がありましたので引用紹介します。
JTBキャンプブックス 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)で補充

普光寺磨崖仏




上の2枚の写真は普光寺磨崖仏の遠景と近景(上述番組より)

Wikipediaによれば
普光寺磨崖仏は、大分県豊後大野市朝地町上尾塚の普光寺境内にある鎌倉時代の磨崖仏である。
大分県の史跡に指定されている。 高さ11.4mと、大分県内最大で、日本国内でも最大級の
磨崖仏である不動明王像を中心に、両脇に矜羯羅(こんがら)童子、制吒迦(せいたか)童子像が配されている。


普光寺磨崖仏を紹介したサイト:
     大分県観光情報公式サイト

     豊後大野市歴史民俗資料館
        県指定史跡の中で紹介されています。
        歴史民俗資料館へは豊後大野市の公式サイトから
          TOP > 施設情報 > 歴史民俗資料館

今山磨崖仏

上の写真は今山磨崖仏です。 所在地:大分県豊後大野市緒方町大化切小野谷
正式な名称は「大化切小野谷磨崖仏」
不動明王像で乳房があるのが特徴で「乳不動」とも呼ばれています 江戸時代後期の作
近くの湧き水も乳色をしていると言われています。
妊産婦のお乳が良く出るようにお参りにくる方もいるそうです。

今山磨崖仏を紹介したサイト:
     大分県観光情報公式サイト

落水磨崖仏


上の写真は落水(おつるみず)磨崖仏。 所在地:大分県豊後大野市大野町大原字住吉
不動明王立像が彫られています。「南無阿弥陀仏」の名号も刻まれています。

落水磨崖仏を紹介したサイト:

     大分県観光情報公式サイト

緒方宮迫東磨崖仏

上の写真は緒方宮迫東磨崖仏  所在地:大分県豊後大野市久士知
中心に薬師如来像 右に不動明王 左に多聞天
出典:日本交通公社 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)Page17

菅尾磨崖仏

上の写真は菅尾磨崖仏  所在地:大分県豊後大野市三重町浅瀬
左から千手観音、薬師如来、阿弥陀如来、十一面観音、多聞天
左の坐像4仏は俗に「岩権現」と呼ばれる。
出典:日本交通公社 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)Page18

犬飼磨崖仏

上の写真は犬飼磨崖仏の不動明王  所在地:大分県豊後大野市犬飼町田原渡名瀬
左足の足裏をみせているのが面白い
出典:日本交通公社 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)Page19

高瀬磨崖仏

上の写真は高瀬磨崖仏「大威徳明王」 「六足尊」の異名がある。 所在地:大分市高瀬
出典:日本交通公社 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)Page20


元町磨崖仏

上の写真は元町磨崖仏 「薬師如来像」です。 所在地:大分市元町

写真に写っていないが、薬師如来の右には不動明王、左には毘沙門天の2童子がいます。
出典:日本交通公社 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)Page21


その他にも多数の磨崖仏があるようですが地図を添えることで代用します。

出典:出典:日本交通公社 「石仏を歩く」 庚申懇話会監修(1994)Page104


最後に豊後大野市における大野川とその周辺の景色を添付して筆を置きます。
青色の線は用水路



神戸にもいくつかの磨崖仏があります。
過去にブログ記事を書いたものにリンクしておきます。
さらに永平寺に行った時に見つけた志比線刻磨崖仏についてもリンクしておきます。

神戸の磨崖仏

太山寺磨崖不動明王 on 2013-6-5


神戸市指定文化財(史跡) 木津の磨崖仏


潮音寺の一の谷不動尊


永平寺町の磨崖仏
志比線刻磨崖仏 on 2011-9-26




コメント
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