CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

舞子タワー

2018年08月13日 04時52分15秒 | 昔こんなものがあった 平成編
本日は平成4年(1992)から平成14年(2002)に神戸市垂水区に存在していた舞子タワー
を取り上げます。

Wikipediaによれば次のように解説されています。
舞子タワー(まいこタワー)は、兵庫県神戸市垂水区にかつて存在した回転昇降式の展望塔。
世界最大の吊り橋である明石海峡大橋の建設工事見学のため、神戸市都市整備公社
(現在の神戸すまいまちづくり公社)が建設した。
橋の完成後には撤去する方針のもと、周辺の埋立地を所有する本州四国連絡橋公団、付近一帯を
公園として整備する計画の兵庫県、神戸市の三者により建設が決定する。
橋の工事が進捗するにつれて徐々に客足が伸びてくると、神戸市は観光施設として存続させたい
という意向を示すようになり、タワーがあると公園整備に支障をきたすと考える兵庫県と
確執が生じた。

1992年 - 建設。
1997年12月 - 営業休止。
1998年4月 - 橋の開通にあわせてリニューアルオープン。
2002年 3月 - 閉鎖。
    6月 - 撤去。


神戸トピックスさんがブログで当時の様子を紹介されています。(下記サイト)
 https://kobeport.exblog.jp/26638325/

また同じく上述のブログで次のようなことを紹介されています。
 基本仕様:高さ114m、直径3.5M、重さ約500t
 2002.6.19 クレーン船で海路運ばれ六甲アイランドにて解体

 
まず、舞子タワーの写真を紹介します。
出典:神戸アーカイブ写真館パソコン画面より部分写真

明石海峡大橋が建設中の舞子タワー









上の5枚の写真は明石海峡大橋が建設中の時代の舞子タワー

ここで明石海峡大橋の建設関連の基本情報を書いておきます。

建設工事開始:昭和61年(1986)
風速80mの暴風、マグニチュード8.5クラスの地震にも耐えうる様に設計されている
明石海峡大橋は平成7年(1995)の1月17日阪神淡路大震災で地盤ごと移動する
こととなったが工事は続行され、平成10年(1998)4月5日に供用開始された。

明石海峡大橋完成後の舞子タワー






上の3枚の写真は明石海峡大橋完成後の舞子タワー

舞子タワー跡地の現況

現在(2018-8-13)、武藤山治邸と再生・根上がりの松の間に「舞子タワー跡地 1992-2002)」
と書かれた石碑が建てられています。 





上の3枚の写真は舞子タワー跡地の石碑  撮影:2018-8-12
石碑の上部には北(North)を表すNの文字が刻まれています。

「根上がり松再生」の小山の南側に南(South)を表すSの文字が刻まれた石もあります。
(下の写真)


私自身は見たこともなく、昇ったこともないので実際に乗られた方のサイトに
リンクさせていただきます。

 http://www7.plala.or.jp/tower/maikotower/maiko.html

コメント
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