英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

『あちらにいる鬼』

2021-11-12 | 日記

井上荒野の『あちらにいる鬼』を読んでいた。

井上光晴を父に持つこの作家は、ご存知の通り、あらゆる文学賞を総なめにしている女流作家だ。

『あちらにいる鬼』は、実父と実母、実父の愛人であった瀬戸内寂聴を題材に描いたものだ。

本には『映画化決定』と書かれた帯がかかっている。

 

最初の1ページから惹き込まれた。

読み続けていると、携帯がブルブルと震えて、新しいニュースの到着を示す。

思わず目をやると、瀬戸内寂聴が亡くなったというバナーが目に飛び込む。

なんというタイミングだろう。

 

ずっとずっと遥か昔、大学に勤めていた頃に、『瀬戸内晴美』氏が、京都の大翠書院に勤めていたころを知っているという方がいた。

そうか、あの大作家はこの地で働いていたんだなと、なんだか近しく思ったことを覚えている。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

閑話休題

今日の深夜ご飯 ー 成城石井の生春巻き、いつもと同じ。ww

 

 

 

 

コメント (4)
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