私の雑談ルーム

日頃の出来事で感銘を受けたこと、気になること、興味のあることなどを、デジカメで写し記録の場にしたいと思います。

第4回・中山薪能

2008-09-15 14:31:01 | Weblog

           <薪能のポスター>

9/13日・<第4回・中山薪能>を鑑賞しました。
会場は、中山法華経寺。ライトアップされた壮麗な五重塔を背景とした能舞台は、風情があり、優美で、まさに幽玄の世界そのものでした。
演目は、狂言「口真似」、能「土蜘蛛」、そして仕舞いです。

野村萬斎さんが演じた「口真似」は、所作が面白く、笑いを誘い楽しかったです。
「土蜘蛛」の見せ場は、千筋の白いクモの糸を投げかける場面でした。解説者によりますと、糸は鉛に紙を固く巻いて作られるそうです。その白い糸を投げかけると、瞬時にほどけて舞台いっぱいに降り注ぎ、人々に絡みつつく場面は圧巻でした。観客席から感嘆の声が漏れていました。

写真を写すのに戸惑いもありましたが、説明もなかったので写しました。
席は、舞台のまん前でよかったのですが、少し離れていたのでズームで写したら手ぶれの写真が多かったです。


狂言「口真似」。中央が野村萬斎さん。主人に命じられて酒の相手を連れてきた場面です。


能「土蜘蛛」。病床の源頼光を見舞う女胡蝶(左端)


女胡蝶が帰った後に、怪しい僧が訪れ(左端)頼光にクモの糸を投げかけるが、本性を見破られ切られて消え去りました。続きは、次の写真へ。


このシーンが、圧巻だったのですが、舞台に見入っていたので完全に手ぶれです。


武者と家来達が血の後をたどっていくと、塚(中央)があり・・・物語は次の写真に続きます。
ライトアップされた、五重塔が幻想的で素敵でした。


塚を崩すと中から土蜘蛛が姿を現し、白い糸を投げかけ武者達を苦しめるのですが、ついに首を落とされます。圧巻でした。


塚の中から現れた土蜘蛛は、鬼神姿でした。


前日に写した準備中の能舞台と観客席(下の写真)です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しのびよる秋・コスモスと鰯雲 | トップ | ジャズ&クラシックの夕べ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事