（新潟）新潟県中越地震に伴う山地災害に関する緊急調査

山地災害危険地区等の緊急点検について

・新潟県中越地震により、林地崩壊や地すべり等の山地災害が広域にわたって多数発生し、今後の余震や降雨、積雪及び融雪による崩壊、地すべり、なだれ等の二次的な災害発生の危険性が高くなっています。

・このため、林野庁及び関東森林管理局では、新潟県と合同して、10月28日から11月７日まで、大学や独立行政法人森林総合研究所の専門家の協力を得て、「新潟県中越地震に伴う山地災害に関する緊急調査」を実施しました(別紙１)[PDF]。
　今回の山地災害の特徴等を速やかに把握することにより、被災地での危険箇所の点検、県及び林野庁による復旧対策の検討等に役立てることとしています。

・また、地震の影響を受けた山地における危険箇所等について、今後の二次災害の防止と早期復旧に寄与するため、緊急点検を実施中です。
　具体的には、新潟県からの要請に基づき、林野庁から呼びかけた近隣県（山形、福島、群馬、長野、富山の５県）及び国有林（関東、東北、中部の３森林管理局）の治山技術者が新潟県を応援する体制により、11月８日から21日までの予定で実施しています(別紙２)[PDF]。

・点検結果は整理したのち、被害程度等から見た危険度の判定、応急対策の優先順位付け等の形で、今後必要な対策の検討に活用される予定です。
林野庁森林整備部治山課 03-3502-8111(代表)、03-3501-4756（直通）
　　 　　　　　　佐伯 課長補佐（内線6536）、 川浪 課長補佐（内線6289）


林野庁
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h16-11gatu/1118saigai.htm