その日の出来事

その日に観て聴いて感じたことの忘備録

大阪アジアン映画祭 総括

2016-03-13 22:27:29 | 日記
中華系を中心に全部で9本観賞。
良い作品と出会えて楽しい映画祭でしたわぁ♪
改めてプログラムを読み返してたら、もすこし観たかったなーと残念なれど体調がねーイマイチで(^_^;)

打ち上げは会場近くの中華料理屋さんで昨日の友人とふたたび。
大きな餃子で乾杯!



大阪アジアン映画祭 ベトナムの怪しい彼女

2016-03-13 18:13:00 | 映画
最後の観賞はベトナム映画、ベトナムの怪しい彼女。
本家は韓国、中国、そしてこの春日本版も公開!
想像してたより更にエンタメ満載で地に足の着いた面白い作品だった。
泣けるし聴かせるし見せるというねー。
外見は二十歳なのに中身はおばあちゃん、説教がちで厳しいけど言うことが
沁みるのよね。
ちょっと品がよろしくないけど若いから可愛いってあるんだね(笑)
息子に対する母の想いの深さとやり直した人生で出会ったプロデューサーへの恋心が切なくてねー。
そしてあの歌が女優さん本人ってのも驚きの深くて心地よい歌声で。
やり直してもまた選ぶって言える人生を送りたいなぁ、とこれからの自分への励みとしたい。

上映後のトークショーでは、ベトナムの現代と文化、背景を投影した話を
監督から聞けて感動倍増。
こんな機会は映画祭ならでは、それを知るのと知らないのとでは変わってくるもんね。




大阪アジアン映画祭 荒らし

2016-03-13 15:15:00 | 映画
ハチャメチャでクレイジーな香港映画ワールド炸裂!と思って観てたら、
最後は生きていく希望が見えてスッキリ終了。
面白かったなー、ちょいとサイコなキャラ多かったけどww

トークショーでファイヤー・リー監督とプロデューサー、俳優のデレクの話と
サイン会もあって満喫。
監督に感想を伝えたら指ピストルでバーンと撃たれた(笑)
後ろで見てた友人に、
『大阪人ならうっ…バタってリアクションしないと』
ってお叱りを受けた(^_^;)



大阪アジアン映画祭 香港はもう明日

2016-03-12 18:57:00 | 映画
特に期待をしたわけでもなく、が良かったのかすごく面白い映画だった。
アメリカからやって来て10年のバンカーと中華系のおもちゃのデザイナー
がバールで出会い、蘭桂坊までの道案内がてら差し障りのない会話から
その先に誘う躊躇いと探りあい。
1年後に再会、また同じシチュエーションを繰り返すも踏み出せないのは
互いにいるパートナーが止まらせているのか?
最後にどうする?どうなる?と思わせた途端エンドロールが流れるいきなりのラスト。
タクシーの運転手の煽りのタイミングもルビーとジョシュの表情も秀逸。
してもしなくても後悔、思い出は美しくとはならないんだろうなぁ。
大人のきれいごとだけでは終わらない一歩先の、こちらに選択を委ねらた
わくわくを残して。

香港の習慣や文化に馴染めない中華系のルビーと、それに慣れていくからと
受け入れて暮らすジョシュ。
その比較が逆で面白い。私はそれらを面白いに愛しく思っていたので西洋的感覚からはそーなのか!と思ったり。