その日の出来事

その日に観て聴いて感じたことの忘備録

禁断の裸体

2015-04-29 23:17:52 | 観劇
シアターBRAVA!

世の中はGWが始まってるらしいけどカレンダー通りの通常営業なので、
今日はただの昭和の日という祝日。
日帰りで地球の裏側、ブラジルに行ってきた!
うっちぃ演じるは周りに翻弄されまくりの、ある意味その場その場で正直な男。対する本能と女である状況に正直な女、しのぶさん。
戯曲がラテンだから…より人間の業のあれこれが深くて濃くてあやうくて脆い、
いまの私の現実からは遠い地球の裏側の話だった。ブラジルはホントに遠い!(笑)
嘘、忘却、欲、愛、ひとはいろんな枷と本能を抱きつつ生きているんだな。
最後はなーんかすっきりしなくてどろーんと終わったけど、ひとが本能故に落ちていくさまと言い訳や理由後付けが面白い。
人生って上手くいかないこと多いし
知らなくて良いこともあるし、ひとって何かが切っ掛けで変わることもある。
ただ、あれ、弟の話しが真実とは限らないんじゃない?ってことを思ってる。強く思ってる、何故疑わないの?

裸体、ってことなのか大人な戯曲だからか、いつになく男性の観客が多くて初めてトイレに長蛇の列をあの劇場で見たわよ(笑)
確かにおばさんと先生たち以外は裸体を晒してらしたけど、いやらしさはなく。しのぶさんはお肌もキレイなれど、ご年齢の身体のラインだなーと見慣れた感じで(^_^;)
ブルールームの頃から思えばうっちぃもキテるよね、筋肉は進化してるけどw
役者魂のぶつかり合い、濃厚ワールドでした!