夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

心の叫び

2017-01-05 22:42:54 | 日記
年が明けてまだ5日目なのに、私の勤務校は今日からもう授業が始まった。
冬休みの課題を提出させ、放課後に点検していたら、〈創作短歌・俳句・川柳〉のプリントに、

  冬休み 短すぎるぜ ふざけんな

と書いている学生がいて、思わず笑ってしまった。心からの叫びだよなあ。

また別のクラスでは、冬休みの課題プリント(漢字・語句・国語常識が中心)に基づいて、理解度確認テストを行ったのだが、故事成語の意味を答える問題で、珍解答があった。

「水魚の交わり」
 離れがたい非常に親密な交際
 同性同士の付き合い

「左遷」
 低い地位・官職に落とすこと
 強制転勤

こちらの誤答にも、思わず笑ってしまった。


課題ではないが、冬休みの間に学生が、来月に行われる私の講演会のチラシを作ってくれた。
私は絵画的センスが絶望的なほどに無いので(授業で説明のために黒板に絵や図を書くと、学生たちが笑い出すレベル)、休み前に下書きと素材を渡して、こんな感じでと依頼していたのだ。
美術同好会の女子たちだけあって、やはり洒落たものを作成してくれた。明日にでも早速、お礼の菓子を差し入れするとしよう。