夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

師に会いに行く

2016-10-04 22:29:35 | 日記
私の所属する結社の全国大会は、今年は山陰で行われるということで、以前、先生からお誘いのお葉書をいただいたのだが、私は所用のため参加できず。
しかし、その後、先生たちがオプショナル・ツアーで皆生に泊まられると聞き、少しの時間だけでもと思ってお会いしに行った。

先日、歌会の方から旅程表を送っていただいたので、一行の到着時間頃に皆生のホテルに行き、ロビーでしばらく待っていると、先生が来られた。
私を見つけて右手を挙げ、夕食も一緒にどうだと勧められたが、さすがにそこまで厚かましくもなれず、かといって立ち話だけで済ませるのも寂しいので、ロビーの片隅のソファーに座り、15分ほどお話しさせていただいた。


近況報告や、共通の知人の話題などをしているうちに時間はあっという間に過ぎていき、このままでは先生は夕食の時間も忘れて話し続けそうなので、名残惜しいながらも、エレベータのところまでお送りして、お別れしてきた。

私が転職して米子に移住してからも、先生は何かと気を遣ってくださり、おかげで私はどうにか短歌を趣味として続けることができている。
歌会に集い切磋琢磨する歌友の存在がないと、短歌はなかなか上達せず、意欲を失ってしまいがちであるが、今は下手なままでも倦まずたゆまず続けていこうと思う。