先日の短歌講座のとき、毎回小テストで行っている穴埋め短歌に、
青春と いう字を書いて ■■■■■ ■■■■■■■ なぜか気になる
という歌を出題した。
俵万智『サラダ記念日』の歌で、元歌の第三~四句は「横線の多いことのみ」である。
ここにどんな言葉が入るか、学生に考えさせたら、なかなか面白い解答が次々に出てきた。
(読者のみなさんも、ちょっと考えてみてください。)
「本棚の 古い日記が」
「空を見る 雲の行方が」
「すぐに消す 何で書いたか」
というように、この歌の主人公の心情を想像して書いたものが多かったが、若干名、元歌と同じように、文字面に着目して答えたものがあった。
「見てみると 日と月があるのが」
「月と日が 隣り合わせで」
もよかったが、
「こっそりといる 三月三日が」
という解答には、思わず噴き出してしまった。
なるほど、「青春」という字をよく見ると、「三月三日」が隠れている。
この解答は、授業のときにみんなの前で紹介し、着眼点の面白さで俵万智を超えた、と絶賛してしまった。
青春と いう字を書いて ■■■■■ ■■■■■■■ なぜか気になる
という歌を出題した。
俵万智『サラダ記念日』の歌で、元歌の第三~四句は「横線の多いことのみ」である。
ここにどんな言葉が入るか、学生に考えさせたら、なかなか面白い解答が次々に出てきた。
(読者のみなさんも、ちょっと考えてみてください。)
「本棚の 古い日記が」
「空を見る 雲の行方が」
「すぐに消す 何で書いたか」
というように、この歌の主人公の心情を想像して書いたものが多かったが、若干名、元歌と同じように、文字面に着目して答えたものがあった。
「見てみると 日と月があるのが」
「月と日が 隣り合わせで」
もよかったが、
「こっそりといる 三月三日が」
という解答には、思わず噴き出してしまった。
なるほど、「青春」という字をよく見ると、「三月三日」が隠れている。
この解答は、授業のときにみんなの前で紹介し、着眼点の面白さで俵万智を超えた、と絶賛してしまった。