今日は国文学研究資料館で資料集め。一昨日、国会図書館に行ったときには、閲覧できない雑誌などがあったのだ。国会図書館では現在、所蔵図書のデジタル化を進めているため、閲覧を希望しても「作業中」と表示が出て、「マジかよ…。」ということが往々にしてある。
国文研なら、自分の専門分野に関する書籍はほとんど揃っているし(雑誌はそうでないこともあるが)、やはり開架式なので、自分の目指す本以外にもいろいろ手にとって確かめることができるのが嬉しい。
ただし、場所が立川からさらに多摩モノレールに乗って高松まで行くため、やや遠いのが難点。また、近くに飲食店がないのも不便といえるが、お昼時には複数の業者がロビーに弁当を売りに来てくれる。カレー弁当もあったが、なかなかおいしそうだ。国文研は写真の建物の中に、国立極地研究所や統計数理研究所などと共にあるので、その職員・来館者を対象にすれば、それなりに儲かるのだろう。
今日は、書籍の閲覧・複写の他に、通常展示「和書のさまざま―書誌学入門―」を見た。装丁・表紙・綴じ・書型など、古典籍を取り扱う上での基礎知識について、一つ一つ実物を示し、簡潔にして要を得た説明が施され、初心者にもわかりやすい展示になっていた。展示品もすばらしいものが多く、自分の専門ではないが、大学生の頃、岩波大系本で読んだ「春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)」や「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」の多色刷版本があったのには、特に夢中になって見入ってしまった。
9月7日までやっているそうなので、写本や古筆に興味をお持ちの方は、ご一見あれ。
国文研なら、自分の専門分野に関する書籍はほとんど揃っているし(雑誌はそうでないこともあるが)、やはり開架式なので、自分の目指す本以外にもいろいろ手にとって確かめることができるのが嬉しい。
ただし、場所が立川からさらに多摩モノレールに乗って高松まで行くため、やや遠いのが難点。また、近くに飲食店がないのも不便といえるが、お昼時には複数の業者がロビーに弁当を売りに来てくれる。カレー弁当もあったが、なかなかおいしそうだ。国文研は写真の建物の中に、国立極地研究所や統計数理研究所などと共にあるので、その職員・来館者を対象にすれば、それなりに儲かるのだろう。
今日は、書籍の閲覧・複写の他に、通常展示「和書のさまざま―書誌学入門―」を見た。装丁・表紙・綴じ・書型など、古典籍を取り扱う上での基礎知識について、一つ一つ実物を示し、簡潔にして要を得た説明が施され、初心者にもわかりやすい展示になっていた。展示品もすばらしいものが多く、自分の専門ではないが、大学生の頃、岩波大系本で読んだ「春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)」や「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」の多色刷版本があったのには、特に夢中になって見入ってしまった。
9月7日までやっているそうなので、写本や古筆に興味をお持ちの方は、ご一見あれ。