夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

「きみはペット」観ました。

2012-02-02 23:32:03 | 映画
韓国映画の「きみはペット」を昨日観に行った。主演のキム・ハヌルもチャン・グンソクも、特にファンというわけではないのだが、韓国の映画はわりと好きなのです。


キム・ハヌルは、昨年の『7級公務員』以来ひさびさに見たが、若い頃の藤原紀香を見ているようだった。長身でスタイルが良く美人なんだけど、色気がなく、演技が○○なところも似ている…。でも、高学歴の優秀なキャリアウーマンで、容姿も完璧なのに、感情表現が苦手で恋に素直になれない役柄には合っていた。


チャン・グンソクも、髪型といい役どころといい、演技の感じといい、若くて『ロング・バケーション』に出てたころのキムタクを見ているようだった。確かに美男だとは思うのだが、巷で騒がれているほどのものか?という気は正直する。(ファンの方、ごめんなさい)


映画の内容のほうも既視感あふれる感じだったが、わりと楽しめた。驚いたのは、映画を見に来ていた観客のほとんどが女性だったことだ。このときは直前にトラブルがあって、映画館に入るのが遅れ、予告編が始まってから慌てて駆け込んだのだが、映画が終わって館内が明るくなると、男が私くらいしかいないのがわかって焦った。

1日の映画の日は、もともと水曜日でレディスディのせいもあったのかもしれないが、チャン・グンソクの人気、恐るべし。


映画館を出るとき、前を歩いていた女性2人組の会話が聞こえてきたのだが、「これで当分、現実に戻れんわー」と言っていて、ああ、こういうのが正しい鑑賞方法なのだな、と思った。私のように、現実離れしているなーと思って観るのはダメで、宝塚のように楽しむ(実際、そういうシーンもあった)のが正解なのだろう。


それでは、また記事を書きます。