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愛媛戦

2013年04月17日 | Weblog
はじめの言葉が見つからないので、内容を振り返りたい。

前節同様、相手は3-4-3のシステムで、さすがに選手も対応が早く、攻撃でも良いポジショニングが見られた。しかし、もっとやれるはず。ボランチ経由のボール回しが少なく、たまたま繋がったっていう場面で誤魔化されているけど、後ろで回すにしても、効果的とまでは言えない感じだった。

その中では、ファビオが空いたスペースをよく見つけていて、特に相手のウイングバックの裏に流れて起点になってくれた。2度ほどそのプレーが続いたので、もっと的を絞って徹底的にそのスペースを使っても良かった。

ただ単にそこへ流れて行ったら繋がった…ではなく、スペースを共有しながら、空いたスペースを有効的に使っていくとそのスペースを使うことになる…という、意図のある良い動きだし、良い崩しだったと思う。

攻撃で押し込むシーンも多く、リスク管理がしっかり出来ていたことが良かった。取られ方が悪くピンチになることもあったが、比較的良かったと思う。

前半からカズキの守備時のポジショニングが悪く、後半に入って特にそのスペースを狙われることが多かった。連続でそこを狙われた時に、グラウンドの中で解決しなければいけない。相手のミスに助けられたけど、ホントに危ない時間帯だった。ノゾミに代わるまでの時間は見ていてヒヤヒヤした。

全体的にはやろうとすることが見られたし、ポジティブな要素の多い試合内容だった。結局最後の精度の問題が浮き彫りになってしまうが、そこは永遠のテーマで、チームとしてはもちろん、個人の意識の問題が大きいので、確率を上げるために努力し続けるしかない。

もったいない結末となってしまったこの一戦・・・ホントに悔しすぎる

前節の負け(負け方)に比べると、断然ポジティブな要素の多い試合ではあったが、ホームでこの負け方はダメージが大きい。

最後スタンドを眺めていたが、ブーイングではなく、応援歌を歌ってくれたサポーター、ジーンと込み上げてくるものがあった。結果は出ていないけど、このサッカーを続けて行くしか道はないと思っている。ノーリスクのサッカーがもしかしたらベターかもしれない。でも先のある、高いレベルのサッカーを目指したい。ボールを保持しながら、ジャブのように相手をジワジワと痛めつけ、チャンスを多く生み出す。まだまだ未熟な部分は多々あるけど、必ず良い方向に向かっていると信じてやっている。

次節もすぐやってくる。気持ちをリフレッシュさせて、何とか勝ち点3を奪いたい。