秋の気配

　何時までも暑く、秋らしさも感じないまま10日ほど前に、突然という感じでお隣のキンモクセイの匂いがしてきた。　今年は例年になくたくさんの花が咲いて、開け放した窓から時折匂ってきていた。いろんな景色を見ながら、季節の移ろいは感じられるのは嬉しいと思いながら、庭の手入れも頑張っている、、まあ、いらないものはいくらでも蔓延ってくれ、今までさぼっていたので中々追いつかない。
我が家の庭の問題は、ヘクソカズラと、テイカカズラが光と風通しを求め、何にでも絡みつき覆いつくす。日影でも平気なトキワツユクサ（外来種）は、他の植物の肥料を吸収するのか、良く育っている。どれも丁寧に除去しなかったら、少し残った部分から厚かましく出てくる。
↓これは、斑入りのツユクサ、厚かましくない程度に生えてくれる。夏が終わりかけると花も小さくなってくる。

↓マルバツユクサだと思う。空き家のお庭に蔓延っていた。



何事にも根気のない私は、草引きに飽きると、カメラを持って近所を回ってみる。
↑↓外来植物調査のリストに、『キンチョウ』と書かれていて、蚊取り線香みたいな名前だと思い見てみたいと思っていたら、案外あちこちにあったし、我が家の近所にもあった。

鑑賞用に栽培されていたものが逃げ出したものだろうと、県植物誌に書かれている。（ベンケイソウ科リュウキュウベンケイソウ属）

花の時期気を付けてみてみよう。キンチョウの花




何処から胞子が飛んでくるのか、街中でもよく見かけると言われているが、こんなところにと思うような場所に次々と勢力を伸ばしていた。
ランと名前がついているが、シダ植物らしい。

（マツバラン・マツバラン科・マツバラン属）
日本では、絶滅危惧種（環NT)　　　

20日は牧野植物園で、『生物多様性』についての講演があり話を聞いて来る。思うところは多々ありで、まとめてみようと思いながら、怠け心が勝り記事にしないままだがそのうち書けるかなあ…
急いでいたので、園内を回らないまま帰ってくる。出直そうと思いながら日は過ぎる。


家事は怠けても、食欲は旺盛。イベントで田舎寿司の販売とテレビだ流れたのを見逃すことなく、出かける息子に頼んで買ってきてもらう。
上に乗せるリュウキュウやシイタケ、良くこんなに薄く小さく切ったねえと、独り言を言いながら頂きました。
トップ私のお気に入りのよそ様の庭（空き家。時々手入れにおい出ている若いお兄さんに撮影許可はいただいています）もう椿が何輪か咲いていました。
もう明日から11月ですねえ。