オットが「銀河英雄伝説」の大ファンなので一緒に観てきました。「相棒」といい、最近の宝塚はオットのツボをくすぐる作品をうま～く出してきますなぁ。
オットとご同類が多いようで、いつもは奥様同伴の紳士やツアーバスで訳も分からず連れてこられたようなおじさま方をチラホラ見かける程度なのに、2～30代のイケメン（彼女連れ多し）や男性だけのグループが大勢見受けられました。男性客を呼び込むにはよいセレクトだったかも。
でも作品的には面白みに欠けました。１０回くらい寝てしまったワ（汗） オットによると１０巻ある原作のうち２巻くらいまでしか進んでなかったようですが、それでもナレーションを多用してさささささーーーっとストーリーを消化していくのに労力が費やされたような感じ。途中の盛り上がりに乏しかったなぁ。あと、瀕死の皇帝が点滴を受けているシーンがあったんだけど、今とおんなじ点滴パックがぶら下がっていて、1,600年くらい未来の話なのにこれはないよなぁとガッカリ。
「相棒」ではあんなに感激していたオットですが、やっぱり「つまらなかった」そうです。もうひとつ共通の感想は「宙組は歌が下手」ということ。私は芝居よりも歌で酔わせてほしいタイプなのでちょっと残念。
でもラインハルト役の凰稀かなめさんはステキでした。金髪に軍服にマントという「THE タカラヅカ」な衣装は見応えあり。
