地域主導型科学者コミュニティの創生

 『地域主導型科学者コミュニティの創生』(代表:長野大学 教授 佐藤哲)Web Forum

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JST-RISTEX「科学技術と人間」第4回領域全体会議in東京

2010-01-29 19:17:05 | Weblog
12月26日、27日(これまた去年…2009年です。)に、東京で開催された「科学技術と人間」領域全体会議合宿に参加してきました。
研究費を助成しながら研究の内容にも口を出す(!)というRISTEXのすばらしい取り組み。しかもただ口を出すのではなく、他の採択プロジェクトメンバーやアドバイザー(評価委員)とゴリゴリ議論して、各々のプロジェクトにフィードバックするという、まさに相互作用的なプロセスです。

1日目は今年度採択されたプロジェクトの紹介と、継続中プロジェクトのポスター発表で、われわれもポスター発表を行ないました。
RISTEXの広報担当の方から「あのぉ…いちばん何をやっているのかわからないプロジェクトなんで、わかりやすく説明してもらえますかぁ?」と尋ねられ、かなり動揺しましたが、趣旨に賛同して激励・質問してくださった方も少なからずいらっしゃいました。
地域環境学ネットワークでぜひ社会的な存在感のある活動をしてほしい!という期待の声も!! 

その一方で、ネットワーク運営がうまくいく(メンバーが多様すぎてまとまるのか、継続できるのか、資金は、など)のか、科学論にどこまで踏み込んで「地域環境学」を提示することができるのか、など行方を案じて下さる貴重なご意見をいただきました。
今ははっきりした答えがないですが、まじめに議論を積み重ねていくことができればネットワークの形はいずれ目に見えてくると、やや楽観的に思っております。

2日目は他のプロジェクトメンバーと一緒に各プロジェクトの課題などを議論しました。個人的な感想としては、他のプロジェクトの発想の起点は大学研究者である(ということを疑わない)点が、私たちのプロジェクトとの違いかなぁと思います。大学という大きな科学技術拠点がどのように振舞うかは重要な問題なので、そういう発想がダメだということではなく、私たちとは違うということです。

科学者・研究者がどうすべきかという問題意識は共通のものですが、こちらのプロジェクトは、じゃあ社会の方に徹底的に聞いてみようという姿勢を、少なくとも持ちたいと思っている。それは科学なのかと言われると、今までの科学と同じではないかもしれないし、同じ部分があるのかもしれない。
うーむもにゃもにゃ…というところでしょうか。

いずれにせよ、抽象的なレベルでの問題意識を磨くうえで、とてもよい刺激を受けました。鳥の目虫の目、押してだめなら引いてみる、そういうバランスが研究には大切ですね。

(清水万由子)

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