チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

いよいよ再来週が定演本番 決断のとき

2013年05月06日 22時23分11秒 | 市原フィル

最近はfacebookという手軽なツールが登場したので、こちらは忘れがちになっている。

まだまだ演奏会までは時間があると思っていたのはいつごろのことだろう・・・
あっという間に演奏会前の合宿、即席アンサンブルの冷や汗も終わり
気が付けば定期演奏は再来週に迫ってきている。

ライネッケのフルート協奏曲は降り番にしてもらってはいるものの
ベートーベンの第5交響曲「運命」も、レオノーレも大変難しく、往生している。

最初にベートーベンの楽譜を見た時は「やれそうじゃない」という感じだったが、
実際の演奏速度で参加してみると、とても追いつけそうも無い部分が沢山出てきた。

レオノーレの速い部分は代振りの指揮者殿も「演奏不可能なところですね」と言ってたので諦めが付いている。

しかし最高度に完成された「運命」は、あきらめずに、何とか自分なりに演奏しきりたいと思っている。
(この曲は有名過ぎるのか、再び演奏できる機会は殆どやってこないのではないか・・・)

何とか攻略しようとそれなりに練習をしてきているものの、演奏会が目前に近づいてしまった。
完全参加したい・・・でもこの素晴らしい交響曲を自分が乱すような演奏はしたくない・・・

ということで、本日の「運命」の総練で隣のチェロ嬢殿に「そろそろ決断が必要だよな~」と
半分独り言のつもりで呟いたら、優しくうなずき返してくれた。
彼女も、僕があちこち不協和音を差し挟むのを耳にして「そうした方がいいよ」と言っていたのだと思う。

これから2週間、毎晩練習をしてゆくつもりだが、その上でマイナスの影響を極力無くし、
全体に貢献できるためには 「省くところは省く」という積極的な決断が必要なのだと思う。


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