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建築用語(基礎編)

2004年10月26日 08時18分19秒 | マイホーム・家づくり(番外編)
・型枠・・・コンクリートを打設するために基礎の形状に合わせて枠を組む材料や作業のこと。

・かぶり厚・・・基礎外面から鉄筋までの距離。基礎の耐久性に影響を与える要素。

・逆べた基礎・・・べた基礎の逆の形状をした形から、この言い方がされている。配管を基礎内に入れてしまうと、後々のメンテナンスが大変だ。また、建物の外周部のみしか立ち上がりがない基礎は危険な基礎となる場合がある。コンクリートの打設が一回でよいため、どちらかというとローコスト対策で行われている場合がほとんど。

・クラック・・・コンクリートのひび割れのこと

・鋼管杭・・・地盤改良のひとつ。鋼管製の杭を強い地盤まで打ち込む工法。深さ30m程度まで可能。
・捨てコン・・・墨出しなど、建物の位置や高さを正確にするために、仮設的に地面に流すコンクリートのこと。

・ジャンカ・・・コンクリートの中の砂利や砂、セメントがうまく攪拌されずに材料が分離し、砂利が表面に浮き出たような状態。

・不法加水(しゃぶコン)・・・最近のコンクリートは生コンプラントで作られるため、圧縮強度テストを行ってもまず、設計強度を下回ることはない。それよりも、生コン車に水を入れてコンクリートを柔らかくして打設しやすくする「しゃぶコン」のような施工をしないことが重要。手抜き工事の典型だ。

・墨出し・・・建物の位置、型枠の位置、鉄筋の位置といった作業のための目印となる寸法や位置の印を入れる作業。

・立ち上がり・・・基礎の垂直面のこと。

・柱状改良杭工法(ちゅうじょうかいりょうぐい)・・・地盤補強のひとつ。強い地盤の層まで直径60cm程度の穴を掘り、掘り返した土に固化剤を添加して土とセメントの混じった杭を作る工法。深さ8m程度まで可能で、狭い敷地でも行うことができる。地盤補強では最も多く採用されている工法。

・底版(ていばん)・・・基礎の底面のことで、この部分で建物を支える。

・布基礎・・・建物の軸組みに沿って設けられる基礎で、もっとも古くからある基礎形状。しっかりとした地盤でないと使うことができない。また、地盤の強さによって底版の幅が決められている。

・根切り・・・基礎を造る為に現在の地盤を基礎やその下の砕石を設けるために必要な深さまでに掘る事。

・配筋・・・鉄筋を加工し、組み立てる作業のこと。

・表層改良工法(ひょうそうかいりょう)・・・地盤補強のひとつ。地盤から2m程度までが軟弱な場合に用いられる方法で、建物が載る地盤全体をその地盤の土にセメント系固化剤を入れて攪拌しながら混ぜ込み地盤自体を強くする方法。建物の載る地盤全体を行う為に、狭い土地や住宅が密集している場所ではできない。

・深基礎・・・敷地に高低差がある場合などに基礎を深くして、地盤の高低に対応しようとする方法。布基礎、べた基礎どちらの場合も行われている

・べた基礎・・・直接基礎の一つで、建物の面積全体を基礎にしたもので、地盤の荷重負担が減るとともに、基礎全体の剛性も高まる。
・防湿コンクリート・・・防湿のために打設するコンクリートのことで、防湿コンクリートというものがあるのではない。普通のコンクリート。

・養生期間(ようじょうきかん)・・・基礎コンクリートが固まるまで、強い力などを加えないでそっとしておく期間のこと。幅広い意味で使われるが、一般的には型枠をいつまでに存置するかの期間を言う場合が多い。

・レべリング材・・・コンクリート打設後、型枠がある段階でレべリング(レベラー)という流し込むだけで勝手に水平に流れてくれる水性の材料を基礎の上面に流し込み基礎上面を水平を作る材料。
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