お城を訪れた際、解説板や標柱などの掲示物があるとちょっと嬉しくなります。
何も無くても遺構があれば城で間違いないだろうと思うものの、もしかしたら思っているのと違うお城なんて可能性もあるので、表示があると太鼓判を押されたような気分。
鴫ヶ城は、林道がすぐ横を通っているので車で横付け。
しかも入口に縄張図付きの解説板もあり、安心して訪れることができます。
住所:福島県大沼郡三島町西方(地図)
北側の林道から入るとすぐに堀切があります。
この上が主郭で西下に腰曲輪があるのですが、この表示を見て大笑い。
普通の人は「曲輪」と見たら、「まげわ」と読んじゃうんでしょうね。
とはいえ、発注者はできた表示をチェックしないのか?
これは、作り直させるでしょう。普通なら。
さらに、二郭の東下にある狭い腰曲輪にも!
それにしても、表示が間違っているだけでなく、何でこんな所にこの表示を置いたんだろう?
ほかに広い曲輪が幾つかあるのに、「曲げ輪」の表示があったのはこの2か所のみ。
とはいえ、遺構としては堀切がきちんとしているし
こんな高い櫓台もあったりで
色々と楽しませてもらいました☆
こんな間違いは初めて。
「掘」、「堀切り」、「堅堀」
というパターンは何度か見かけたことがあるのですが・・・