北原白秋

ラジオ深夜便が北原白秋特集だと言うので聞いていた。
若い頃に白秋の詩集を読んでいた。
意外と覚えているものだと思った。
白秋は心にしみる。
覚えのある詩にメロディーが付けられ、どれもきれいな声の歌手が歌ってくれていた。
そういえば白秋のような詩人にあこがれていたのかも知れない。
どの歌の歌詞も覚えがある。
あの日何度も読んだ詩集の「邪宗門」に出てきた詩だ。
そして子供の頃の音楽の本に出てきた歌だ。
「へえ、こんな詩にもメロディーが付けられていたんだね」
あの「柳川」の詩までメロディーがあった。
「落葉松」にもあった。
感心することしかりで、きれいな声の歌手の歌を聴いていたら寝そびれてしまった。
すっかり夜明けだ。