ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

穏やかな日々を送りたい

2019年09月10日 | 介護
2019.9.10
子供の頃から母の顔色を伺いながら生きて来た。
反抗しても母の言うことは絶対服従に近かった。
寝る時間を決められていた。
休日の外出にも制約や制限があった。
行先も告げる。
帰る時間も告げる。
帰ってきたら行った先のことを根掘り葉掘り聞かれる。
小遣いの使い道を文句を言われる。
学生の頃は学校が終わったらまっすぐ家に帰らなければならなかった。
それは社会人になっても同じだった。
残業をするときは電話をする。
友達や職場の人とお茶をして帰るときや食事をして帰るときには前もって電話をする。
特別門限は無かったが11時を回って帰って来ると怒られた。
彼氏が出来てデートに行けば勝手にデートの約束をしてきたことに怒られた。
前もっていついつどこどこにデートに行ってもいいですかと聞かなければいけないらしい?
そして、帰ってきたらデートの内容をこれまた根掘り葉掘り聞かれた。
どこに行ったか?
食事は何を食べたか?
どんな会話をしたかまで聞かれた。
今の旦那と付き合っているときに疲れて公園のベンチに座った話をしたらどんな会話をしたか聞かれた。
会話をしなかった旨を伝えると疑ってかかった。
外泊は禁止!
そもそも18までは表の街灯が点いたら外出は禁止だった。
大人になっても一旦表の街灯が点いたら近所のコンビニでも外出はいい顔をしなかった。
娘は自分の思い通りの人生を歩いて欲しかったようだ。
高校を卒業するにあたって和裁の専門学校に行きたかったのに反対された。
仕方なく就職をした。
その後、プロの作詞家になりたいと思ったがこれも反対された。
三十路を過ぎた私は厄年でやっと結婚し、自由を得たのもつかの間、19年前から再び母の管理下の下暮らすようになるのだ。
相変わらず休日の行先を聞かれる。
帰る時間を聞かれる。
どこに行っても芸能人の追っかけだと言われる。
ボケた母は3時間お使いに行って帰って来ないと芸能人の追っかけだと言うようになった。
徒歩で20分のスーパーが遠いから近所で買い物をしろと言う。
裏の生協のお米を買うのに自転車で行けば危ないと言う。
市役所に用事があって出かけただけで怒られた。
仕方なく引きこもりをするつもりが、買い物に行かないことを怒られる有様です。
台風の影響で母の部屋の簾が壊れた。
簾を買って来て欲しいと言う。
この時季簾はホームセンターにでも行かないと売ってはいない。
近所にホームセンターはない。
説明をしたら電車に乗ってでも簾を買いに行けと言う。
おまけに簾を宅急便で送ってもらえとまで言う。
たとえ電車に乗って隣町でも芸能人の追っかけだと言いかねない母です。
我が家に穏やかな日々はいつ来るのでしょう?

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