ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

夜中に泣いた!

2019年07月06日 | 介護
真夜中に泣いた!
これから始まる母の壮絶な介護生活を思って泣いた!
のど自慢に出たかった!
なぜか出たかった!
子供の頃に私を音痴だと言った同級生に音痴でも堂々と歌えることを!
譜面が読めないことをバカにした人に、私でも歌えることを見せたかった!
自宅で楽器を弾けば母が必ずうるさいと文句を言うので、自宅にある楽器は封印した。
楽器は自己流だった!
打楽器が好きだった。
田原町の宮本卯之助商店の店先で太鼓を眺めた。
眺めただけだった。
ゲームセンターで太鼓の達人が好きだった。
コンガのような打楽器が欲しかった。
ドラムが叩きたかった。
仕方なしにドラムスティックだけ買った。
買ってもどこかを叩けばうるさいと母に怒られるのは決まっている。
タクトを買った。
譜面が読めなくても、オーケストラでタクトを振って見たかった。
これからの人生は介護もあるのだ!
でも、何か楽しみを見つけて残された人生を生きたいと思う。
作詞家になりたかった。
それ以前には和裁の仕立て屋になりたかった。
その後作家を夢見た。
無理だった。
作詞家は毎回応募しては新人賞に落選だった。
今さら和裁の仕立て屋は無理だ。
料理検定を受けたら母に起こられた!
それを取って何になるの‼️
3級だけ受かった!
怒られて勉強出来ずに2級は落ちた!
その後1級もあるのに受けられなかった!
ことごとく母に反対されてきた人生だった。
やっとこっそり内緒で事を運ぶ事を学んだ。
売れないKindle作家になった。
友達欲しさに入った地元の高齢者大学も母の介護でやめざる得ないかも知れない?
さあ、今日もバトルだ!
出かける話は聞いていない!
病院に行く話も聞いていない!
クミコさんのコンサートに行く話も聞いていない!と、言うだろう!
大きな文字で紙に書いて母の部屋のテレビの下に貼った。
そういえばあのテレビは元々は我が家のテレビだ。
おまけに無料レンタルだ。
なのに時々「私のテレビ」や「うちのテレビ」と、言う!
買ったの旦那だ!

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