ろんろんと風響くとき聴こえるは ふるさとの邑...眷族の声 192頁
言の葉に編み続けたる十年は...、山本氏の強い意思と、まわりに火を灯し続けたさまを想うと、まだまだ未熟ものには詠めない。
『収容所から来た遺書』 辺見じゅん、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞
言の葉に編み続けたる十年は...、山本氏の強い意思と、まわりに火を灯し続けたさまを想うと、まだまだ未熟ものには詠めない。
『収容所から来た遺書』 辺見じゅん、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞
「アイアンマン2」を見る。ミッキー・ロークが見たかったから。「パリより愛を込めて」、こちらはジョン・トラボルタが見たかったから。
どちらもB級映画で、作品自体に期待していなかったとはいえ...あまりに駄作で悲しくなってくる。二人とも笑顔が素敵なだけに、なんでこんなのに出るんだろうと。
そういう点では、デンゼル・ワシントンは作品を選んで着実に歩んでいるなあ。
どちらもB級映画で、作品自体に期待していなかったとはいえ...あまりに駄作で悲しくなってくる。二人とも笑顔が素敵なだけに、なんでこんなのに出るんだろうと。
そういう点では、デンゼル・ワシントンは作品を選んで着実に歩んでいるなあ。
アクション映画は好きだ。血湧き肉踊る映像を見て、主人公との一体感で高揚し、ストレス解消気分になれるから。やはり娯楽は、見てるときも終わったあとも楽しい気分にならなきゃね。とはいえ、動きが派手だけの映画は、物足りない。物語が破綻したまま終結を迎えるのにあたると、なんだよー金返せと叫びたくなる。
そこで映画好きのわたしは、監督で選ぶようにしている。げんなり失敗作を見たら、この監督だけは見ないように、しかと覚えておくのだ。ちなみに日本映画は、ほとんど外れ。いまは邦画の再興期になっているようだが白けるお芝居。
で、ポール・グリーングラス監督は、ノーチェックだった。映画『グリーン・ゾーン』を見るにあたって、事前予測その一。俳優マッ ト・デイモンが男前だから。最低限かっこいい兄さんが出てくれば、許してあげようと切符を買った。
舞台は2003年のイラク戦争。ブッシュ「二世」大統領時代の米軍だ。「イラクの自由作戦」なんぞという、ふざけた作戦名だった。首都バグダッドでのルポを土台にしたサスペンス映画。イラクのフセイン政権崩壊後、米軍(連合国暫定当局)統治下で、復興作業が始まり、米国スタッ フたちは、フセイン大統領の宮殿跡地、グリーン・ゾーン安全地帯と呼ばれる地域で陣頭指揮をとる。
大量破壊兵器が名目の戦争。生物兵器、化学兵器、核兵器、放射能兵器とやらを、とにかく探さなきゃならない。マット・デイモンが演じる陸軍上級准尉は、その大量破壊兵器の探索隊長である。ところが優秀なチームが指定の場所を捜索してもすべて空振り。高級将校である主人公はニセの情報に疑問を持つ。何かどこかがねじれている、情報に誤りがあるのではないかと主張しても軍上層部は無視。
ふとしたことで、第一次湾岸戦争を経験したイラク人の情報提供を得たのをきっかけに、ばらばらの情報が次第に繋がり、政府高官の怪しい発言が飛び出す。主人公の動向を見ていたCIA諜報員から働きかけられてくる。敵はイラクではなく味方の中にいるのか というサスペンス。手持ちカメラを多用した画面により緊迫感が立ち込める。
主人公准尉が軍人ロボットとして動くんじゃなくて仕事の本来の目的を考え、状況を判断して行動するところに感心。娯楽作品ではあるけど、きわめて政治的だ。現在はブッシュ政権のネオコンたちの「陰謀」だったのは明らかになっている話だが、この映画は隠されたカラクリを垣間見せる、推薦できる作品だ。
◆文献・資料
『グリーン・ゾーン』(公式サイト)
Green Zone (Official Site)
グリーン・ゾーン(ウィキペディア)
Green Zone (Wikipedia)
Green Zone (IMDb)
Green Zone (MRQE)
グリーン・ゾーン(粉川哲夫のシネマノート)
グリーン・ゾーン(千恵子@詠む)
そこで映画好きのわたしは、監督で選ぶようにしている。げんなり失敗作を見たら、この監督だけは見ないように、しかと覚えておくのだ。ちなみに日本映画は、ほとんど外れ。いまは邦画の再興期になっているようだが白けるお芝居。
で、ポール・グリーングラス監督は、ノーチェックだった。映画『グリーン・ゾーン』を見るにあたって、事前予測その一。俳優マッ ト・デイモンが男前だから。最低限かっこいい兄さんが出てくれば、許してあげようと切符を買った。
舞台は2003年のイラク戦争。ブッシュ「二世」大統領時代の米軍だ。「イラクの自由作戦」なんぞという、ふざけた作戦名だった。首都バグダッドでのルポを土台にしたサスペンス映画。イラクのフセイン政権崩壊後、米軍(連合国暫定当局)統治下で、復興作業が始まり、米国スタッ フたちは、フセイン大統領の宮殿跡地、グリーン・ゾーン安全地帯と呼ばれる地域で陣頭指揮をとる。
大量破壊兵器が名目の戦争。生物兵器、化学兵器、核兵器、放射能兵器とやらを、とにかく探さなきゃならない。マット・デイモンが演じる陸軍上級准尉は、その大量破壊兵器の探索隊長である。ところが優秀なチームが指定の場所を捜索してもすべて空振り。高級将校である主人公はニセの情報に疑問を持つ。何かどこかがねじれている、情報に誤りがあるのではないかと主張しても軍上層部は無視。
ふとしたことで、第一次湾岸戦争を経験したイラク人の情報提供を得たのをきっかけに、ばらばらの情報が次第に繋がり、政府高官の怪しい発言が飛び出す。主人公の動向を見ていたCIA諜報員から働きかけられてくる。敵はイラクではなく味方の中にいるのか というサスペンス。手持ちカメラを多用した画面により緊迫感が立ち込める。
主人公准尉が軍人ロボットとして動くんじゃなくて仕事の本来の目的を考え、状況を判断して行動するところに感心。娯楽作品ではあるけど、きわめて政治的だ。現在はブッシュ政権のネオコンたちの「陰謀」だったのは明らかになっている話だが、この映画は隠されたカラクリを垣間見せる、推薦できる作品だ。
◆文献・資料
『グリーン・ゾーン』(公式サイト)
Green Zone (Official Site)
グリーン・ゾーン(ウィキペディア)
Green Zone (Wikipedia)
Green Zone (IMDb)
Green Zone (MRQE)
グリーン・ゾーン(粉川哲夫のシネマノート)
グリーン・ゾーン(千恵子@詠む)
検察の審査会をば刮目す 警官責任...確定ちかし
「明石、元警察官ら2人実刑確定へ 花火大会事故で禁固2年6月」東奥日報 6月2日
2009年5月の改正検察審査会の初議決、2010年1月27日。地検が4回!!!!不起訴にした後。
「明石、元警察官ら2人実刑確定へ 花火大会事故で禁固2年6月」東奥日報 6月2日
2009年5月の改正検察審査会の初議決、2010年1月27日。地検が4回!!!!不起訴にした後。