「潜入ルポ Amazon帝国」 横田増生 小学館
よくぞ書いたり。
潜入。2回目ともなると分析が鋭い。そして幅広い分野に延びた密林を徹底批判する。
各章の題名も、なるほどなあと拍手。
失業者千恵子。今年じゅうに仕事がきまらないと帝国!川口で働かざるをえなくなる。ぎゃっ。
でも一日に20kmも動けるのか? 帝国基地のなか。本書の表紙に足跡ついてるけど、その何万歩??
倒れても救急車が来るまで1時間の巨大倉庫。彼らは別名で呼ぶ。解雇も別名で呼ぶ。
ーーーー 目次 ----
第1章 15年ぶり2度目の巨大倉庫潜入
第2章 アマゾンではたらく社員の告発
第3章 宅配ドライバーは二度ベルを鳴らす
第4章 ヨーロッパを徘徊するアマゾンという妖怪
第5章 ジェフ・ベゾス あまりにも果てなき野望
第6章 わが憎しみのマーケットプレイス
第7章 フェイクレビューは止まらない
第8章 AWSはAIアナウンサーの夢を見るか
第9章 ベゾスの完全租税回避マニュアル
第10章 “デス・バイ・アマゾン"の第一犠牲者