千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

獄舎にて

2011年03月27日 | 詠む

獄舎にて歌詠む彼は異国の地 ローンサム・ハヤト八千の夜

『LONESOME・隼人』 郷隼人 幻冬舎

朝日歌壇で話題になった、米国在監の終身刑の歌人の書。

彼の歌は、リンクに紹介されているので、ぜひ一読を。

さて、例によって雑駁メモ。

ポピー、あざみ、母子草、なずな、クローバー、たんぽぽ、キスゲ、アイリス。186頁

仔猫抱けば生命の温もり 188頁

グッピー、トカゲ、すずめ、カマキリ、ねずみ、さそり、タランチュラ、何でもペット。191頁

坂口弘死刑囚は「短歌によって救われた」、隼人も然り。209頁

ギターやトランペットの練習。262頁

みずみずしい歌は、どこからくるのか。随筆のなかから、いくつか気になる頁をメモした。日本の監獄と較べると、植物や生物との触れ合いがあるのだなあと思う。とても昔は囚人が鶏を飼っていたと免田栄さんが書いていたけれど、空も見えない監獄が...日本の現状。反省や思考を奪う監獄。

とはいえ米国は「監獄ビジネス」の先進国なので、いまは違うのかもしれないが...。

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