キャッチコピーは「少女が葬り去られた日、良心はすべてこの世から消えた。」
少女の名前「ミンジュ」は韓国語で民主主義を意味する。
ある夜、女子高生が男たちに無残に殺害された。1年後に、事件に関わった1人の男が武装した7人組の謎の集団に誘拐される。集団は男を拷問し、自分が起こした事の告白を強要する。やがてその集団は事件に関わった7人の容疑者たちをひとり、またひとりと誘拐してゆく。
貧民層の描きかたが、うまい。謎を孕む展開。
キム・ヨンミンが熱演する1人8役。見ていたときは分らなかった。鑑賞後に写真をみて3役くらいは、判った。演技が上手なんだろうな。
異色作「レッド・ファミリー」の脚本、製作、編集をしたのが...今回のキム・ギドク監督。