千恵子@詠む...................

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静岡の拷問王の刑事かあ  「蚕の王」よ安東能明

2023年03月30日 | 詠む

「二俣事件」(1950年)一家四人殺害事件。

静岡ではその直前にも「幸浦事件」(1948年)一家四人殺し。

どちらも、死刑が言い渡されたものの、のちに逆転無罪。

静岡で冤罪というと「袴田事件」(1966年)を思い浮かべるよねー。

その何れにも関与した拷問王!の刑事。

筆者の郷土にて調査をしたうえでの、力作。

町警と国警の違いが如実。

朝鮮戦争前後の世相も、ふむふむ。

小説としては面白くないのが、残念。

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2 Comments

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Unknown (rutennotora)
2023-03-31 00:36:55
「拷問王」と称され紅林某は、戦時中は国警県本部捜査課強力主任として検事総長表彰も受けているんだネ。
別の話になるけど、「吉展ちゃん誘拐殺人事件」でよく知られている平塚八兵衛氏も〈昭和の名刑事〉とか云われてたけど、彼が担当した事件には冤罪性の高い『帝銀事件』『下山事件』があり、帝銀事件では警察功労章を受けています。
また三億円事件では誤認逮捕もしていて、後に被疑者が自殺しています。
個人の問題もありますが、警察権力機構に腐敗が充満しているのでしょうネ。
Unknown (千恵子)
2023-03-31 06:20:07
鋭いコメント

国警の拷問王。末路まで描かれてます。

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