「二俣事件」(1950年)一家四人殺害事件。
静岡ではその直前にも「幸浦事件」(1948年)一家四人殺し。
どちらも、死刑が言い渡されたものの、のちに逆転無罪。
静岡で冤罪というと「袴田事件」(1966年)を思い浮かべるよねー。
その何れにも関与した拷問王!の刑事。
筆者の郷土にて調査をしたうえでの、力作。
町警と国警の違いが如実。
朝鮮戦争前後の世相も、ふむふむ。
小説としては面白くないのが、残念。
「二俣事件」(1950年)一家四人殺害事件。
静岡ではその直前にも「幸浦事件」(1948年)一家四人殺し。
どちらも、死刑が言い渡されたものの、のちに逆転無罪。
静岡で冤罪というと「袴田事件」(1966年)を思い浮かべるよねー。
その何れにも関与した拷問王!の刑事。
筆者の郷土にて調査をしたうえでの、力作。
町警と国警の違いが如実。
朝鮮戦争前後の世相も、ふむふむ。
小説としては面白くないのが、残念。
別の話になるけど、「吉展ちゃん誘拐殺人事件」でよく知られている平塚八兵衛氏も〈昭和の名刑事〉とか云われてたけど、彼が担当した事件には冤罪性の高い『帝銀事件』『下山事件』があり、帝銀事件では警察功労章を受けています。
また三億円事件では誤認逮捕もしていて、後に被疑者が自殺しています。
個人の問題もありますが、警察権力機構に腐敗が充満しているのでしょうネ。
国警の拷問王。末路まで描かれてます。