山本志都弁護士は、十数年前に救援連絡センターのオリエンテーションで積極的な弁護士だなあと活目したのが最初の印象。
その後、年賀状が弁護士の割には(失礼)、美術センスがあるなあと意外感。
独立しての墨東法律事務所の事務所開きに行ったら、お連れ合いが行政書士、赤ちゃんを抱えている姿。若い姐さんたちの労働モデルになるなあと眩しい思い。
セクシャル・ハラスメント労働審判。雇用主・町から解決金命令にて朝日新聞記事になった。
パワー・ハラスメント自殺の裁判は、傍聴に行ったわ。
などと色々な接点がある。
ということもあるので、このさい「秘密保全法」の講演。行ってみよう。
--------------------------------------------------------以下、転載
■第42回草の実アカデミー(8月18日土曜日2時から4時45分)
秘密保全法の危険
~ムスリム違法捜査弁護団の経験から~
講師:山本志都氏(弁護士、ムスリム違法捜査弁護団)
いつでも、どこでも言論弾圧と情報統制をしたがっているのが政府である。そのなかでも見逃せないのが、秘密保全法だ。これでは調査取材もできず、権力機構が情報を独占し、やりたい放題になるだろう。
国の機密情報を流出させた公務員などを罰しようというのが秘密保全法で、政府の有識者会議が昨年8月にまとめた報告書によると、(1)国の安全(2)外交(3)公共の安全及び秩序の維持――の3分野で国家の存立に重要な情報を漏らした場合、罰するとしている。国家公務員法の守秘義務が1年以下の懲役か50万円以下の罰金なのに対し、上限は懲役10年以下と重い。
上記の「国家の存立に重要な情報を漏らした」否かを判定するのは、私でもなければ、講演会に参加するあなたでもなく、権力である。
市民に知られると国家にとって都合の悪い情報を漏らした者を、最高10年まで刑務所に入れられる、“彼ら”にとって便利な法律なのである。
今回の講師・山本志都弁護士は、ムスリム違法捜査弁護団http://k-bengodan.jugem.jp/ の1人。この事件は、公安警察などの査資料がネットに流出した事件として一時騒がれた。
この事件から見えてくる問題点と秘密保全法をリンクして考える。
(林克明 草の実アカデミー代表)
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日時:2012年8月18日(土)午後1時30分開場、2時開演 4時45分終了
場所 千駄ヶ谷区民会館(渋谷区神宮前 1-1-10 )
電話 03-3402-7854
交通 JR 原宿駅10分 地下鉄明治神宮前駅8分
地図 http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html
資料代 500円(会員無料)
主催 草の実アカデミーhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/