千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

光芒の果て様々にルポすると 「団地と移民」 安田浩一

2019年11月08日 | 詠む

団地と移民 課題最先端「空間」の闘い   安田浩一  角川書店

団地のブラジル人移民さん 小学生の息子は悪くないと分かっているのに、親として謝る。誤らないと収まらない。そうしないと生きていけないから。非寛容な日本人。このままでは、いけない。

移民の取材を重ねてきた安田浩一だけに、鋭いルポルタージュとなっている。拍手。

------- 目次 緑字は千恵子メモ -------------

まえがき 団地は「世界」そのものだった  そうだったんよね 田舎者には水洗トイレすら珍しい

第1章 都会の限界集落―孤独死と闘う 現実は、こうなっているんだ

第2章 コンクリートの箱―興亡をたどる 団地妻、日活ロマンポルノにあったなあ

第3章 排外主義の最前線―ヘイトへ抵抗する 川口は、わしの職場がある街でもある

第4章 パリ、移民たちの郊外―レッテルを塗りつぶす ずいぶん前に誰かのルポに感銘を受けたなあ パリの移民たち

第5章 残留孤児の街―歴史の中に立つ 広島の裏面 

第6章 「日本人」の境界―差別と分断に屈しない うーん 防犯パトロールか

あとがき 団地は、移民のゲートウェイとなる 64年は光り輝やいていたが、2020年は錆と矛盾ぼろぼろのオリンピック

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする