追いコン

2016-02-06 21:55:53 | 日記
こんばんは。

昨日は、愛知県立芸術大学で教えている4年生が卒業するので、2年生が幹事をしてくれて「追い出しコンパ」(←芸大では、卒業生を送り出す会を「追い出しコンパ」略して「追いコン」と言ってます 笑!)をしました。私が愛知県芸に行くようになってから、初めて受け持った生徒なので、いざ卒業となると感慨深いものがありますね~。寂しい

みんな、なかなか良い笑顔ですね~

  
 
 みんなから写真入り色紙のプレゼント!

  

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議場コンサート(松戸市)

2015-12-05 23:11:42 | 日記
街中が、クリスマスのイルミネーションで華やかとなりました。
このたび、めずらしい「議場」でのコンサートで歌わせて頂くことになりました。
是非ご来場くださ~い

第25回議場コンサート
(第199回シティー・ミニコンサート)


日 時:平成27年12月16日(水)午後0:15~0:45 <無料>
場 所:松戸市役所 議会棟3F
演奏者:五月女智恵(ソプラノ)、多田聡子(ピアノ)
曲  目:ミュージカル“マイ・フェア・レディ”より「踊り明かそう」、「アヴェ・マリア」(グノー)、「ヴォラーレ」、「カルーゾ」、「クリスマスメドレー」(ジングルベル・ホワイトクリスマス・オーホリーナイト)、「花は咲く」


~まつど市議会ホームページより転載~
【議場コンサート】市民の皆さまが気軽に議場へ足を運び、議場という「場」をとおして「議会」を身近に感じ、同時に音楽に親しめるよう、議場を開放し、コンサートを実施しております。年2回の開催でしたが、平成26年10年より、議会開催等に支障の無い限り毎月開催していく予定です。どうぞ、厳粛な雰囲気の中で、すばらしい音楽をお楽しみください。

松戸市役所 〒271-8588 松戸市根本387-5 Tel:047-366-1111 松戸駅東口下車徒歩5分
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イタリアに行ってきました!

2015-09-09 00:02:20 | 日記
ご無沙汰してます!

台風が近づき雨の降る毎日ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?私は、お陰様でとても元気でおります。

久しぶりに演奏会のご案内があります。

9月17日(木)19時開演、東京文化会館(小ホール)にて、二期会イタリア歌曲研究会創設30周年記念≪イタリア大詩人によるリーリカの夕べ≫に出演いたします。私は、ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(Gabriele D'Annunzio)の詩によるO. レスピーギ(O. Respighi)作曲≪4つのリーリカ Quattro Liriche≫より“夢 Un Sogno”、“ナーヤデ La Najade”を歌います。




3カ月前の5月下旬~6月上旬にかけて歌の生徒さんたちと一緒に「イタリア教養の旅」(笑)に行って参りました。

今回は、ずっと念願だったダンヌンツィオが最後に過ごしていた家(17年間)を訪れてきました。リゾート地としても名高いガルダ湖(イタリア北部)に面したガルドーネ・リヴィエラという町に、私宅の部分から成り立つ博物館(イル・ヴィットリアーレ・デッリ・イタリアーニ Il Vittoriale degli Italiani)があります。広大な敷地内には、博物館の他に、円形野外劇場、戦艦、ダンヌンツィオの霊廟、ヴァイオリンの形をした池などもありました。この町に入ったとたん、そびえ立つ無数の糸杉を眺めながら、「あっ、ダンヌンツィオの世界だ!」と感じました。この無数の糸杉(I cipressi イ・チプレッスィ)という言葉は、彼の詩の中にたくさん出てきます。言葉の魔術師と言われる彼の詩は、美しくもあり、難解でもありますが、その言葉の謎を読み解いていくのがとても面白いんです!



ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)。なかなかの美男です!

2013年10月~12月にかけてダンヌンツィオの生誕150周年記念展「ダンヌンツィオに夢中だった頃」が、東京大学駒場博物館にて開催されていて、村松真理子准教授の講座や、ヴィットリアーレの館長ブルーノ・グエッリ氏のお話など興味深いものばかりでした。ますますヴィットリアーレに行きたいという気持ちがより強くなりました!が、なかなか機会を得ることができず、今回やっとその夢が叶いました。

ダンヌンツィオは、1863年3月12日アブルッツォ州ぺスカーラに生まれ、16歳の時に最初の詩集「早春」を出版しました。1883年にはマリア・アードゥイン・ディ・ガレーゼと結婚し3人の息子を儲けますが、1891年には離婚します。ヴィスコンティ監督の遺作、退廃と官能の映画「罪なき者 イノセント」は、彼の原作です。1894年には、有名な女優エレオノーラ・ドゥーゼとの愛人関係が始まり、大きなスキャンダルとなりました。ドゥーゼが主役を演じられるようにいくつかの演劇を書きましたが、その一つに「フランチェスカ・ダ・リミニ1901年」があります。のちに、その台本にザンドナイが作曲しオペラ化されています。第1次大戦(1914年)には参戦し、飛行機事故で右目を失いましたが、“軍人詩人”として称賛を浴びました。ムッソリーニとも親交があり、彼の働きかけにより、国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ三世からモンテネヴォーゾ公の称号を授けられましたが、ダンヌンツィオ自身はファシスト政権と直接の関与はなかったようです。彼はモテ男でしたので、居を変える度に女性が変わり、数えてみただけでも奥様以外に10人はいますね。因みに、最後の愛人であるピアニストのルイーザ・バッカラは、今回私が歌う“夢”や“ナーヤデ”等の曲を、レスピーギが出版したいので許可がほしいとフィウーメの戦地にいるダンヌンツィオに手紙を送られた時、傍らにいたそうです。

ダンヌンツィオ作品は、日本でも夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、生田長江、有島生馬、三島由紀夫など蒼々たる作家に影響を与えました。




ヴィットリアーレの館長ブルーノ・グエッリ氏の著書。今年出版されたばかりのガイドブックです。写真も豊富です!

グエッリ氏(左)とダンヌンツィオ(右)がそっくりです。ほら~




ガルドーネ・リヴィエラの湖畔に位置する豪華な「グランド・ホテル・ガルドーネ・リヴィエラ」。ダンヌンツィオも宿泊されたとか。


そびえ立つ糸杉が生い茂る山に沿った土地に、広大な9ヘクタールのヴィットリアーレの敷地が広がっています。手前の階段状に見えるのは円形野外劇場で、真ん中に博物館、及び住居、そして奥に白い山になって見えるのが、ダンヌンツィオのお墓がある霊廟です。



入口を入っていくと、右手に広がる円形野外劇場。ガルダ湖を望む素晴らしい位置にあります。


プリオーリアと名付けられた住居の入口。ダンヌンツィオは17年間ここで過ごしました。もともとはドイツ人の美術史家ハインリッヒ・トーデの持ち家だったそうで、彼の残した数々の美術品や6,000冊もの美術書をも含めて買取り、建築家ジャンカルロ・マローニと共に、ダンヌンツィオの好みに改装されたそうです。


ダンヌンツィオの寝室。膨大な彼の収集品、世界各地の美術品で溢れています。


ミステリアスなハンセン病患者の部屋。かなり個性的、と言いますか、かなりの変人ですね(笑)!


青い風呂(ここにも仏像があります。) 


赤いダイニング(テ―ブルの上には、庭で飼っていた大きなカメが乗っています。甲羅は本物のようです。)


ダンヌンツィオの霊廟


ダンヌンツィオの霊廟から、ガルダ湖の素晴らしい眺め!


ムッソリーニから贈られた戦艦プーリア号






ヴァイオリンの形をした泉

全てを拝観するには、3,4時間はかかりますね。
アスレチックのような状態でしたので、動きやすい服装と靴が必要です!!

ダンヌンツィオは、ヴィットリアーレに住みながら、ここのすべてを政府に寄贈しました。死後も生前の状態で保管されるようにだそうです。彼の美学に基づいた「イル・ヴィットリアーレ・デッリ・イタリアーニ(イタリア人の勝利の館)」は、偉大な「作品」と言えるでしょう!

また、ゆっくり訪れたいです!



最後に、ガルダ湖を背景に、ディナー前にアペリティーヴォで乾杯!


そしておまけですが、翌日は、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場でオペラ「椿姫」を観劇してきました。
休憩時間に、ヴェネツィアの名物カクテル、スプリッツで乾杯!





***おしまい***





※ヴィットリアーレのほとんどの写真は、グーグルGoogle画像より引用しました。他、italiashio.exblog.jpや東京大学駒場博物館特別展示「ダンヌンツィオに夢中だった頃」ガブリエーレ・ダンヌンツィオ生誕150周年記念展資料、Wikipedia「ガブリエーレ・ダンヌンツィオ」などを参照させて頂きました。
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門下生発表会

2015-01-14 14:55:11 | 日記
第14回目の門下生発表会を行います。
結構皆さん続いてますね。嬉しいです
頑張ってください!



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新年明けましておめでとうございます!

2015-01-03 00:02:12 | 日記
皆さまのご多幸をお祈り申し上げます
本年もよろしくお願いいたします

台湾リサイタル、お陰様で無事に終え、帰って参りました!
今回のホール「誠品表演廳」は、とても響きが良く、気持ちよく歌わせて頂きました。
台湾は昨年で2回目になりますが、何度行っても楽しく、食事が本当に美味しい国ですね!
そして、台湾の方たちは、皆さんとても親切で暖かいです!
大好きです!!





コンサート主催の方々と前夜祭!

 
コンサート後は、仲間たちとはじけます!!レストラン「馬來亞」にて

 
忠烈祠にて衛兵交代式。陸、海、空軍のエリートたちだそうです!カッコ良かったです

  

 
日本では宮崎駿監督が映画「千と千尋の神隠し」の着想を得たという噂が広まって人気が高まった九份、レトロな街並みです。



最後の晩餐は、鍋です!







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