臆病者の巣

秋田禎信先生とガンダムに塗れた日常を語る
そんな徒然日記。

BOX

2020-10-24 23:23:13 | Weblog
どーも、陽です。

わりと格闘技は好きな方なのですが。
といっても、何でもかんでも好きなのではなく、基本的にはボクシングが好きです。入り口はみんな大好き「はじめの一歩」だったのですが。

そんなわけで、今はだいぶ数も減ってしまいましたが、テレビでボクシングの試合とかやってると見てしまいます。最近は、ネット配信とかも増えているので見ようと思えばいくらでも見る環境があるのはありがたいですね。

そんな中、来る日本時間11/1には、バンタム級の世界タイトルマッチとして、井上尚弥選手がラスベガスで試合をしますね。これが目下のところ、一番の楽しみ。WBA・IBFの二団体統一王者となり、いまや四団体統一を実現させられる唯一の日本人選手として、多大な期待を掛けられている井上選手には、この試合をどのようにクリアするかが問われるかと思いますが……まあ、大丈夫でしょう(楽観視)!

とはいえ、何が起こるか分からないのが勝負の世界。あのPFPランキングでも上位に君臨していたライト級のロマチェンコ選手も、先日まさかの敗戦。ライト級の四団体統一のチャンスを、ロペス選手に奪われてしまいましたからね。下馬評では圧倒的有利であったにもかかわらずの敗北。こういうことがあるから、勝負の世界は恐ろしい。

ともあれ、井上選手の試合は日本でも地上波で放送してくれるそうですし、しっかりとそこはレコーダーで録画もしつつ(たぶんその日のその時間は、自分は仕事中なので)、自分もその試合の結果を楽しみにしようと思っております。

また、「カクヨム」にて「ガーディアン・サモナー」を更新しました。夕方くらいにももう一度更新しますので、よろしければ是非どうぞ。

そんなこんなで、本日はこれにて。

以上、井上と言うと、スーパーウェルター級の井上岳志選手にも期待大! な陽でしたー。
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地獄の断頭台

2020-10-23 07:44:55 | Weblog
どーも、陽です。
先日、友人からちょっとしたプレゼントをいただきました。





ゲエェー!! 悪魔将軍!!


キン肉マンのボスキャラのひとり、悪魔将軍のカップヌードルストッパーですね。
ストッパーと言うか、蓋が開かないようにする重しと言うか……
最初話を聞いた時はもっと小さい(少し前にあったコップのフチ子みたいな大きさ)のかなと思っていたのですが。

これ結構でかいぞ?

箱がでかい、というのもあるのかもしれませんが、なんか一抱えくらいあります。あるいはこれは悪魔将軍の持つ強者としてのオーラが彼の姿を大きく見せているのかもしれません。

とりあえず、今度カップ麺買ってきて実際に使ってみようかと思います。

そして、今日もまた、「カクヨム」にて「ガーディアン・サモナー」を更新しましたので、よろしければ是非どうぞ。
ちなみに前回から、朝と夕方の二回更新にしてみましたので、興味があればぜひぜひ夕方もどうぞ。

以上、一番好きな超人はウォーズマンで、一番好きな技はキン肉バスターな陽でしたー。

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Tube

2020-10-21 07:46:08 | Weblog
どーも、陽です。

今さらと言えば今さらですが。
こういうご時世だからか、今は結構YouTubeが盛り上がっていますね。
自分も、最近ではめっきりTVを見なくなった代わりに、よくYouTubeで動画を見ていたりします。
今、特に見ているのは、声優の中村悠一さんとライターのマフィア梶田さん、漫画家の大川ぶくぶさんたちがやっている「わしゃがなTV」とボクシングの元世界チャンピオンの渡嘉敷さん、竹原さん、畑山さんの三人がやっている「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル 」の二つ。
それ以外にも、ちょくちょく面白そうな動画があれば見ていますが、チャンネル登録して定期的に見ているのはこの二つが主ですね。

今はこうして、色々な方、それこそタレントさんたちだけでなく、一般人の方達でも気軽に動画を世界に向けて発信できるのだから、すごい時代になりましたよね――ってこういう言い方するとすごくおっさん臭くなっちゃいますが。

まあ、でも、情報発信という意味では、僕のこのblogも同じで、そういった意味ではこのインターネットが広く公のものになった二十年ほど前から、個人の意思が気軽に世界に向けて発せられる世の中にはなっているんですよね。それが、文字だけか、画像だけか、音も含めた映像配信か、という違いなだけで。

あと十年、二十年した時には、情報の発信だけでなくもっともっと広く色々な情報の発信と交換ができるようになって、それこそ個人事業も含めて働き方の在り方も変わってくる時代が来るようになるのでしょうね。というか、そういう時代になって。
その時、自分はどういう生き方をしているのかなぁ……

情報発信という意味では、僕も本日「カクヨム」さんで「ガーディアン・サモナー」を更新しましたので、よろしければ是非どうぞ。
そんなこんなで、本日はこれにて。

以上、俺、結構中村悠一さんのトーク好きなんだよな……な、陽でしたー。
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鬼を滅するとかなんとか

2020-10-18 07:23:19 | 映画・アニメ
どーも、陽です。

鬼滅の刃がすごい勢いですね。


 
アニメがすんごい人気になってしまい、結果原作もめっちゃ売れており、そして先日から始まった劇場版も動員数もさることながら、上映回数もとんでもないことになっているらしいですね。
そして、コンビニを初めとして色々な企業、店舗、イベントとコラボレーションもしているようで、なんだかあっちこっちで鬼滅の刃を見る毎日ですよ。
(炭治郎を日経柱というのはやめなさい!)

かくいう僕も、アニメは見ていないですが、昨年あたりにその人気ぶりを耳にして、どんなもんかと原作に手を伸ばしたところ――まんまとハマってしまい、そのまま毎週ジャンプ本誌も追いかけて最終話まで見終えてしまいました。
ちなみに個人的には、水柱である冨岡義勇が一番好きです。ああいう不器用ながらに実直で誠実なキャラは結構心に刺さるものがあります。

ただ、鬼滅の刃の一番の魅力としては、やはり主人公の竈門炭治郎のキャラクターによるところが大きいのでは、と個人的には思っています。

いえ、もちろん柱や上弦の鬼たちなど魅力的なキャラも数多くいるのですが、僕は炭治郎のあのキャラクターが非常に好感が持てるんですよね。
彼に限らず、「武装錬金」の武藤カズキやキャプテン・アメリカのように、損得勘定抜きで、自分の中の善性に従って行動をするキャラクターは見ていて気持ちがいいんですよね。で、こういうキャラは結構日本人が好きそうなイメージもあります。

自分の中の正義や、あるいは勇気。正しさ。信念。そういうものに従って戦うキャラは見ていて気持ちがいいし、その正しさゆえに悩むことや迷うこともあるけれど、それでも初志貫徹し、己の石を貫き通してほしいな、と常々思う訳ですよ。
それゆえに、この鬼滅の刃が人気になったり、それに伴って炭治郎の人気が上がったりすると個人的には嬉しくなります。もっともっと人気になって、いろんな人に知ってもらえるといいなぁと思う訳です。
ただ、自分もいまだにアニメ版は触れていないので、劇場版よりさきにまずはアニメ版に触れるべきかな、なども思ったりもしつつ。

そんなこんなで、本日はこれにて。
あ、あと、今日もカクヨムで「ガーディアン・サモナー」を更新しました。よろしければ是非どうぞ。

以上、柱とか護廷十三隊の隊長とか黄金闘士とか、昔っから最上位クラスの戦士たちの集まりというのは人気が高まるものだよね、な陽でしたー。
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ホグワーツ

2020-10-16 07:24:35 | 映画・アニメ
どーも、陽です。

今さらと言えば今さらで、もう何周分周回遅れだよと言う気さえしますが、最近ようやっと「ハリー・ポッターシリーズ」に手を出しました。
といっても、原作の小説ではなくて映画のほうですが。


 

DVDでレンタルをして、一週間に一本くらいのペースで見ています。今はようやく第四巻の「炎のゴブレット」に到達しました。
ハリー・ポッターシリーズは、不可思議な魔法使いの世界を描くこともそうですが、やはりそれ以上に「少年少女たちの青春」を学校と言う舞台で描くことでこそ、面白さが引き立っている気がしますね。「魔法+青春=魔法学校」というこの構図が、良い具合に物語に様々な起伏を生んでいる気がします。

あと、その学園生活の中で、微妙にハリーやロンが陰キャっぽいのも、ちょっとおもしろいですよね。まあ、ハリウッド映画ではよく見る光景ですが。

「魔術士オーフェン」シリーズしかり。魔法を教える学校、というのはライトノベル的にもかなり鉄板の設定なので、そういう意味では僕たちには馴染みやすいというのもあるかもしれませんね。

そんな風に色々なものに影響を受けたのか、自分でも魔法学校的な組織を出しておきながら、作品内では全く活かすことができませんでした。そんなことを後悔しつつも、とりあえず「カクヨム」にUPしている「ガーディアン・サモナー」を更新しました。もしよろしければ、暇つぶしにどうぞ。

そんなこんなで、本日はこれにて。

以上、ハリー・ポッターシリーズでは「闇の魔術に対する防衛術」を教える教師がころころ変わりまくってて、4巻時点ではそれを教えるために来た奴ほど怪しく見えてしまう陽でしたー。
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書く、読む

2020-10-14 07:58:23 | 漫画・小説
どーも、陽です。

本日、Web小説投稿サイトである「カクヨム」にて、「秋良」というペンネームで、自分の書いた作品「ガーディアン・サモナー」を投稿しました。
これは、今年に入ってから書いた長編小説で、新人賞にも応募した作品です。まあ、結果は箸にも棒にも引っかからなかったんですが。

ただ、このまま誰の目にも触れぬままにしておくのももったいなかったので、カクヨムさんに置いてみようと思い、出してみました。
すでに出来上がっている作品を小分けにしてちょこちょこと更新しておこうと思いますので、よろしければ暇つぶしのお供にどうぞ。

そんなこんなで、本日はこれにて。

以上、ああ、こういうの、学生の時以来で懐かしいな、と思う陽でしたー。
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ましろのおと

2020-09-30 12:25:24 | 漫画・小説
どーも、陽です。

前回の記事でも書いたように、最近、二十数年前の少女漫画をまた読みたい熱が高まっております。
んで、その流れで、最近「ましろのおと」なる作品を読みました。


 

いや、お前、これ少年漫画やん!

と、思うなかれ!
これは、「赤ちゃんと僕」というアニメ化もされた有名な少女漫画を描いていた羅川真里茂先生による、津軽三味線を題材にした少年漫画です。
当然、掲載紙は少年漫画雑誌ですし、話の内容も「津軽三味線」とその三味線が奏でる音(音楽)を中心に、「三味線と共にどう生きていくのか」「どんな音を奏でられるようになりたいのか」を追い求める一人の少年の物語なので、わりと骨太なストーリーとなっています。

ですが、そこは作者の経験値とスキルが生きております。

少年漫画として必要な「友情」「努力」「挫折」「勝負」――という要素に加え、主人公を取り巻く環境や人間関係などにも注目させることで、ストーリーにより深みを与えています。
というか、環境と人間関係が主人公の精神にどのような影響を及ぼし、それが「音」にどのような作用を果たすのか、というのもこの作品を通して語られているテーマの一つなので、むしろそこがかなり重要なファクターになっております。
この辺の、「主人公を取り巻く環境」や「周囲の人間との関係性」とかは、わりと少女漫画的な魅せ方が映えているような気がして、それのおかげでキャラクターへの感情移入や、物語への没入感が増している気がするんですよね。

これは別に、少年漫画がそういう部分を軽んじているとか、少女漫画の方が優れているとかそういうことを言いたい訳ではない、というのを前置きとしたうえですが。

個人的に、少女漫画は結構キャラクターの内面(特に十代の少年少女の)に焦点を当てる書き方をすることが多い気はしてます。それゆえに、そういうフィールドで活躍していた方の書く作品は、登場人物の内面性に重きを置いている気がして、そこにストーリーをうまく合わせて展開するからこそ、より一層物語に入り込んでいける気がするんですよね。
もちろん、少年漫画でもそういう部分に重きを置く書き方をしている作品は多いので、あくまで個人的な主観に基づく感想でしかないのですけど。

そういう意味でも、この「ましろのおと」はキャラクターの持つ「葛藤」や「不安」「焦燥」などがありありと描かれており、それに対して「挫折」や「絶望」しながらも、それでももがいて自分の「理想」を求める姿にぐっとくるわけですよ。

また、キャラクターの配置のバランスもいいなと思うところで。
群像劇としての側面も強く、多種多様なキャラクターが出てきますけど、あくまでも主人公である「澤村 雪」を主軸にしているため、「雪」の成長や変化に伴い、関係性の薄くなったキャラクターたちは、情け容赦なく退場(というか、出番激減)していきます。

でも、それがいい。

普通に生きていても、自分が生きている環境や状況が変われば会わなくなる友人や、すれ違っていく知人たちっていくらでもいます。その辺を、変に配慮していつまでも意味もなくキャラクターの相関図の中に置いておかず、キャラクターの変化に合わせて退場させていくのって、作品作りをしていく上では非常に難しいことだと思います。
だからこそ、しっかりと関係性が薄くなったキャラクターを、いい意味でフェードアウトさせていくのは、大事なことだし、それをしっかりとやれる作品は信頼できるな、と個人的には思います。

あくまでも人と人との出会いや繋がりを、ずっと一緒にいることではなく、様々な関わり合いや影響を及ぼし合いながら、でも変わっていく一つの変化として描く――というのが、この「ましろのおと」では顕著に感じることができて、それはすごく素敵なことだなぁと思うのです。

そんなわけで、既刊25巻までのストーリーを漫画喫茶で一晩で読み終えた僕は、こいつはなかなかの傑作やな、とにんまり。続きを期待しつつ、今後も追っていこうかと思っております。

そんな感じで、本日はこれにて。

以上、羅川先生が描くキャラクターはみんな魅力的でたまらんね、と思う陽でしたー。
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少女漫画

2020-09-23 20:32:40 | 漫画・小説
どーも、陽です。

自分には五つ上に姉がおります。
そんなわけで、当時の実家には、姉貴が買ったり、姉貴が友達に借りたりしていた少女漫画とかが、普通に置いてあったんですね。で、自分もそういうのを読んだりしていたので、当時の少女漫画は割と馴染み深いものがあったりします。
ただ、姉貴が成人してからはあまり漫画を読まなくなったり、その後は結婚して実家を出てしまってからは自分も少女漫画はほとんど触れておりません。なので、近年の作品はほとんど知らないのですが。

最近になって、ふと、その二十数年前に読んでいた少女漫画をまた読み返したくなったり、最後まで読めていなかったシリーズはその結末を知りたくなったりしております。

なもんだから、ちょくちょくネットカフェに行ったりして少女漫画コーナーを探っているのですが、さすがに作品の入れ替えが行われていることもあり、二十年以上前の作品はあんまり置いてなかったりもして、なかなか見たくても見られない作品があったりしてショックだったりします。

当時は、「っポイ!」とか「世界でいちばん大嫌い」とか「花ざかりの君たちへ」とか見てたんですよね。ちなみに「花ざかりの君たちへ」は原作のイメージが強いから、ドラマ化された時に「イケメンパラダイス」という副題がついた時は、「なんか違くねぇか……?」と思ったものです。

それよりもうちょっと遡ると、「赤ちゃんと僕」とか「ここはグリーン・ウッド」とか「赤ずきんチャチャ」とかですかね。他にもいろいろあった気がしますが、タイトルや作者の名前を失念しているため、何かの拍子にまた出会うしか方法がない作品もだいぶありますね。

今思うに、姉がいなければ少女漫画に触れる機会はほとんどなかったでしょうから、良質ないい作品に出会えるきっかけが持てたという意味では、異性の兄弟がいたというのは幸いだったのかもしれませんね。
……というか、それ以外で特にメリットを感じたことねぇな。

ともあれ、古い作品でもいいものはいい。自分も年を取って感性や感覚が変わったところもあるので、改めて過去の作品を読み返したいところなのですが……なかなか出会えなくて歯がゆい感じです。

そんなこんなで、本日はこれにて。

以上、そうだ、「紅茶王子」や「ぼくの地球を守って」もあったな! と思い出す陽でしたー。
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ネットカフェ

2020-09-21 21:44:35 | Weblog
どーも、陽です。

実家の近くにあった(というほど近くでもないけど)ネットカフェが潰れていたのを最近知り、軽くショックを受けています。
そのネットカフェは僕が学生の頃からあったから、少なくとも10年以上は営業していたネットカフェだったんだと思います。
僕の地元はそこそこ田舎だったため、そのネットカフェの存在を知った時はちょっと驚きだったし、人生で初めて行ったネットカフェもそこでした。
当時はちょうどPCでプレイするMMORPGとかが一番盛り上がっていた時期で、ネットカフェでプレイすると特典をもらえたり、当時はまだコンビニでWebマネーとかも売ってない時代だったので、Webマネーを買うためにそのネットカフェまで行ったりとかしてましたね。
また、ネットカフェっていわゆる漫画喫茶の側面も持っているので、そこで一日中漫画を読んで過ごしたりとかしてましたね。

おまけに、田舎特有の土地価格の安さからか、規模も結構大きかったので、ブース数が多いこともさることながら、蔵書量も結構多くて、古い漫画やマイナーな漫画も取り扱ってたから、色々な作品に触れられたりもしたんですよねぇ。

今住んでいる場所も、歩いて数分のところにネットカフェあるんですけど、やっぱり規模が全然違うので、蔵書量とかもすごい差があって、意外に読みたいと思っている本がなかったりするんですよね。そういう意味では、今まで以上に古い作品とかマイナーな作品に出会いづらくなってしまったな、と、それもまたショックです。

栄枯盛衰というべきか。栄えるものもあれば衰退するものもあるということか。
特に今は、コロナウィルスの影響とかもあって、ああいう密閉、密集しやすい空間を提供している業態は経営的な打撃も相当大きいでしょうからね。ぐぬぬ、悔しいし悲しいことだ。

そんなわけで、今住んでる場所にあるネットカフェも、経営がつらくならないように、微力ながらも力になるためにも、今度の休みにでも漫画読みに行こうかなと思います。

そんなこんなで、本日はこれにて。

以上、最近は少女漫画をよく読みに行っている陽でしたー。


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魔術士オーフェンを語る<我が遺志を伝えよ魔王編>

2020-08-31 22:53:55 | 秋田禎信
どーも、随分と長いこと放置してしまいましたが、久しぶりにオーフェンの感想などを書いてみたり。
ほら、今後、アニメでキムラック編もやることですし……
そんなわけで、今回は旧シリーズ第七巻。<我が遺志を伝えよ魔王>(以下<魔王>)の独断と偏見に満ちた感想でーす。



 

<我が遺志を伝えよ魔王>
俺の好き度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★☆☆(ある意味では★★★★★)

【あらすじ】
タフレム市で起きた『キリランシェロ事件』と《牙の塔》でのウオール教室との対決の末、大陸魔術士同盟を除名扱いにされたオーフェンは、クリーオウマジクを連れて、教会総本山(キムラック)を目指して北上していた。
ある日、野営地で一切れの干し肉を巡って醜い争いを繰り広げていた三人は、夜空に人間の悲鳴が響き渡るのを聞く。声がした方向に向かってみると、そこには翼を生やした犬の姿をした化け物に襲われている男たちの姿が。化け物と戦っているうちに、オーフェンたちは謎の建造物の中に飛び込んでしまう。その建造物は、現在は存在しないはずの古代の劇場、カミスンダ劇場。伝説を信じるならば、そこは神々と戦った万物の覇王・スウェーデンボリーを語る戯曲『魔王』が演じられた場所だ。そしてそこでオーフェンたちは、かつてアレンハタムの地下やタフレムで戦った《殺人人形(キリングドール)》たちに襲われるのだった。


そんな具合の第七巻です。
前回でタフレム市での騒動は終わり、ここからは第一部、通称「西部編」のクライマックスにあたるキムラック編へと突入していきます。厳密にはこの<魔王>ではまだキムラックには到着していないのですが、このエピソードからキムラックの暗殺者、『死の教師』のひとりであるメッチェンが初登場し、ストーリーに本格的にキムラック教会が絡んでくることを暗示しております。
また、これまでは旅に明確な目標がなかったオーフェンたちに、『キムラックを目指す』という明瞭な目的地が設定されます。これは前回のラストでアザリーが「キムラックに来なさい」とオーフェンを誘ったからです。
そんなわけで、これまでのエピソードと違って目的地に向かって行くオーフェンたちが、その道中でひょんなことから立ち入ることになった古の劇場・カミスンダ劇場での事件が今回のメインシナリオです。

で、内容としては、わりと今後の展開に必要な情報がつまっている重要なエピソードになっています。
というか、つまり過ぎてて、正直この話だけではあんまり理解できません。ぶっちゃけ、初見でこの巻を読んだときは「??????」って感じになりました。

スウェーデンボリー? 天使? 悪魔? 運命の三女神って?? みたいな。

というのもこのカミスンダ劇場で垣間見る戯曲『魔王』の設定とかは、このあとのキムラック編――ではなく、さらにその先の第二部の後半の聖域編とか、さらにその先の第四部とかにまでつながる程、この『魔術士オーフェン』世界(作中では《蛇の中庭》と呼ばれる世界のこと)の根底に繋がる設定のため、この七巻時点ではまともに解説されていません。伏線として描かれているだけで、しかもそれがかなり断片的かつ抽象的に語られているものだからもう……

ただ、秋田先生の手腕の優れたるところは、それを気にさせない語り口と、物語のテンポの良さでしょうね。結局、まともに語られていないものの、これを読んだ時点では「何か大きな遺志がここには詰まっていて、これがこの世界の歴史に深くかかわっているな」と直感的に分からせて来るのです。
そのため、その部分が曖昧に語られていても読後感を悪くしておらず、むしろこのオーフェン世界の深みを増す一要素としてしっかりと機能しているのです。これが素晴らしい。

とはいえ、なんとなく消化不良というか、はっきりしないまま終わってしまうのも事実。なので、そういう全体バランスを取ってもこのエピソードのおすすめ度は星三つかな、みたいな感じにはなっています。
逆に、少なくとも第二部、つまり旧シリーズを全部読み終えてから改めて読むと、「あ、これってあれのことか?」とか、第四部まで含めて読み終えてから読むと、「なるほど、それのことか」と新しい発見があるので、読み直した時には別の評価になるような気もしますが。

あとは、全体のシナリオの重苦しさやシリアスさの割には、結構コメディな描写も多く、薄暗く気味の悪い劇場内で風景を、クリーオウやマジクとの掛け合いの軽妙さで、明るく軽快なものにしている部分もあり、このオーフェン、クリーオウ、マジクの三人の掛け合いのテンポが好きな人は、結構気に入るかも。序盤の干し肉を奪い合うシーンとかもそうなんですが、個人的には犬の化け物との戦いのときに、オーフェンが情け容赦なく魔術や鉄骨入りブーツの蹴りで化け物たちをゲログショに殺したのを見たクリーオウとのやり取りが好きです。

「……オーフェンて、えぐーい」
 抗議するように半眼になっている。それに併せてというわけでもないがオーフェンも似たような視線を返し、彼女に向かって口をとがらせた。
「どうしろってんだ」
「もっとこー、かわゆく、女の子受けするような倒し方とか研究しなさいよ」
「ないこともないが……」
(中略)
 いつものように右手を振り上げようとしている横から、クリーオウが念押ししてくる。
「オーフェン、可愛くよ!」
「おう!」
 応えてから息を吸い、構成を編んで放つ――
「我は放つ光の白刃っ♥」
(中略)
 消し炭になって動かなくなった標的をぼんやりと眺めながら、クリーオウがぽつりとつぶやく。
「ひょっとして……今の『♥』だけ?」
 ふう、と額の汗をぬぐいながら、オーフェンは重々しくうなずいた。
「危険な試みだったぜ」


これとかね。
シリアスにバトルシーンやってると思いきや、いきなりこういうのをぶっこんでくるからたまらない。
正直、このシーンはアニメでもちゃんと表現してほしい。森久保さんに全力で可愛くやってほしい。

原作ファンで、特に西部編が好きという方は、こういう少し肩の力を抜けるような描写や掛け合いが好きって方が多い気がします。第二部にあたる東部編や第四部は、シリアスな時はとことんシリアスで、結構緊張感がみなぎっていて、それがどうしても重々しい雰囲気に繋がりやすくなってしまいましたから。僕はそういうのも好きだったからあんまり気にならなかったですけど、改めて見れば、やっぱり西部編のこのいい意味での気楽さは素敵だなぁと。

そしてこのカミスンダ劇場での騒動を終え、死の教師メッチェンを旅の連れにすると、オーフェンたちは改めて自分たちの目的地となるキムラックを目指します。そこに向かっているであろう、アザリーを追うために。

「アザリー……」
 苦々しく、口の端を歪める。
「俺にとっての天使と悪魔、か……」

このセリフは、オーフェン全エピソードを通しても上位に食い込むくらい好きなセリフです。このセリフと共に、この<魔王>の物語は締めくくられていきます。

そんなこんなで、今回の感想はこの辺で。

以上、改めて見ても、やっぱ『オーフェン世界』の世界観とか設定はすごい好きだなあ、と思う陽でしたー。
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