チチカカ湖でひと泳ぎ

正体不明の女二人ブログ。遠くても、寒くても、空気薄くても泳いでやるぅ!の心意気。

第5回 思い切って捨ててみた。

2007-04-03 21:19:14 | Weblog
まゆぽ:
本日、あれを捨ててみました。
22年前に1度だけ使い、
ずるずる捨てずにとってあったもの。
そう、結婚式のお色直しドレスです。

どひゃー。結婚式とかお色直しとか
書くだけで恥ずかしいぞ。
なんで買ったかなあ、あれ。
血迷ったとしか思えません。

まして、
これからの中高年から老年への人生の途中で
もう一度着ることはほぼ100%ない…はずです!

でも、実は今日捨ててみて、あ、捨てる前に
身にまとって写真を撮っておけばネタになったかと
ちょっと後悔もしたりして…。
って誰に見せるんだよ、ですが。
つまみもこの際思い切って捨ててみるものないすか?

つまみ:
ひゃあ!
まゆぽさんたら、自分の結婚式に関しては
今までクールな発言が多かったのに、意外!
ドレス、レンタルじゃなかったんだ。

そりゃあ、捨てる前に記念撮影しとくべきだったよ。
っていうか、借りて着たかった!
ネタあっての私達じゃん!

私が最近捨てたものは
3年前が使用期限だった風邪薬
缶が錆びてた怪しい外国の缶詰
穴のあいたソックス
けっこう大量のカセットテープ
少量の恋愛感情ですかね。

文句ある?

まゆぽ:
ドレスはね、借りる方が高かったんだもん。
ショッキングダークピンクなんだぜ、
よく着たよなあー。

つまみさんに、文句はありません。
でも「少量の恋愛感情」に
反応しとかないと仁義に欠けるでしょ。
そこんとこ説明するように。

実は大量の恋愛感情の小説を読んだとこなの。
「無銭優雅」(山田詠美)(写真は上にあるよ)。
43歳同士の臆面もない恋愛小説でさ、
もちろん山田詠美だから
めっちゃうまいんだ、会話とかが。

私は大量な臆面のない恋愛感情を
これでもかこれでもかと浴びせられて、
ほとんど麻痺しながら、いいかもしんない、
中年恋愛、と思ったけど、
中高年の皆さまにはいかが思われるのか知りたいです。

少量恋愛廃棄後のつまみの感想も聞きたいよ。

つまみ:
ショッキングダークピンク!!
あったのか、そんな色味!?
‥確かに「暗い桃色なんだけど派手」てのはあるね。
でもなんとなく不条理なネーミング。
ドレスを借りる方が買うより高いってのも
かなり不条理な気がするけど。

「無銭優雅」かあ。
読んでないけど、
山田詠美ならそりゃ読ませるんだろうね。
中年女流作家(?!)の描く最近の恋愛小説って
自分を第一線から退かせたくないっていうか
まだまだ自分はイケてると思いたいあがきからか
年下男との恋愛モノが多過ぎる気がしてた。

山田詠美も「A2Z」とかはそうだけど
中年同士でも小池真理子なんかが書くのとは
明らかに違った世界だろうね。
読んでみるか。

私の少量の恋愛感情の件?
要するに、正式に第一線を退いたってことですね。

なんかさ、「いつまでも恋愛をしていたい!」
とか言う中高年が最近、とみにうっとうしいんだよね。
別にしてもいいんだよ。
でも黙ってこっそりやれよ、と。

中高年ならなおさら
恋愛界隈はキレイよりキタナイものの方が
多いことぐらいわかってんだろ、と思うわけね。
なので、「恋愛感情?捨てたよ!」と
言い切る自分にうっとりしたい
とちょっと思ったわけ。

期待にそえない展開→締めでゴメンな。

まゆぽ:
そうかなあ。捨てていいのか、恋愛感情。
落ちてたら拾うかも…。