ChiccaLoop

Do What You Love, Love What You Do!

Cross Country World Cup Ceremony Event ~先住民の踊り~

2010-02-07 | スノボ、クロカン、その他
さてさて、ケンモアでは最近、次々とイベントが行われています
2月4日~7日までクロスカントリーのワールドカップが行われていました
メインの試合は残念ながら仕事で見に行けず、
ダウンタウンで行われていたお祝いイベントに行ってきました

まぁ、いろいろな行事が行われていたのですが、
その中でも一目ちっかの興味を引いたのが、Native Canadianの伝統舞踊

こちらUSAアリゾナ州から来たBlood Tribe(ブラッド族)のHuntファミリー
見覚えのある顔なぁと思ったら、彼ら、オリンピック聖火ランナーのイベントにもいました

なぜアリゾナから??ってわけなのですが、
現在カナダにいる先住民は元をたどると、アリゾナ州のこの民族から来るそう
北へ北へと、イギリス人侵略から逃れるため、戦い生き延びた彼らは、
その過程において、4つの部族に分かれ、アリゾナに残ったもの、
カナダでは、オンタリオ州、サスカッチュワン州、
アルバータ州(ロッキー周辺)に、政府によって住居を定められました。
顔を赤で塗る彼らの容姿から、Blood Tribeという名がつけられたそう
そして又の名を”Kainai Tribe”
”Kainai”とは彼らの言語で”Many Chief”(沢山のカシラ)という意味で、
沢山の部族に分かれた傾向からこの名がつけられたようです

そして、彼らの伝統工芸の一つであるフルート素敵な音色です

フルートのお話
昔々、ネイティブの一人が、思いを寄せる女性に猛アタックするも、
彼女はなかなか振り向いてくれません
そこで彼が出逢ったロビンソンという男。彼に木の枝を拾って来いと告げます。
『君が僕の助けになってくれれば、僕も君を助けよう。』とロビンソン。
君の為に僕がフルートを吹いてあげよう
枝を持つだけの彼の影から、フルートを吹くロビンソン
その音色と共に、彼女は彼にくびったけになったそう
さて、枝を拾ってきたことがロビンソンにとって何の助けになったのかは不明ですが
司会の彼も、今の奥さんをフルート演奏によってGETしたとのこと
それにしても、うっとりするような素敵な音色でした

こちら北米唯一の伝統舞踊が踊れるHuntファミリーのパパSteveさん

娘のAprilちゃん

ママのMelodyさん


Crow Hopping(からすのホップする様子)と呼ばれる民族舞踊
ある人はHorse Hopping(うまがホップする様子)とも言うらしい。

踊りの中には、戦う様子が出てきたり、喜びを表現する踊りが出てきたり、
伝統舞踊の中で、その歴史上の背景や、感情などが力強く、
そして前向きに表現されていて、世代を超えて今も受け継がれていく民族舞踊。
それはそれぞれの時代を生きる中で、
少しずつ変わって行ってしまうものなのかも知れないけれど、
この先も永遠と次世代へ受け継ぎ続けて行って欲しいものです

今まで、オーストラリア、ザンビア、沖縄の、
民族舞踊を見てきて、これらの共通点は、パワフルで、ポジティブで、
見てる人を明るくするスピリットを感じます
それは、やっぱり歴史の背景と共に、その時代を生き抜いた彼らの、
より強く前向きに生きる姿が現れているように見られます。

一方、ギリシャのセクシーなベリーダンスは、
どちらかというと、エンターテイニング的な面が。
ワイン片手にエロエロキングが、
『もっと、腰を振るのじゃぁーへっへっへ』的な。
どちらかというと、日本の日本舞踊も、男性を喜ばせる為の、
女性としての魅力を表現する舞踊のように感じます。
それは、他国から侵略を受けた国と、そうでない国の違いなのかも知れない。
まぁ、先入観で生きている私の見方かも知れないけれど

何はともあれ、誇りをもって、自国の伝統を次世代につなげること。
永遠の宝だと信じているちっかです
それにしても、伝統文化、興味深い

その他のいろいろな行事とは・・・

ダウンタウンのメインストリートに沢山の雪が積まれて、
クロカン用のコースが作られたり
この雪いったいドコから運ばれてきたのかなぁ???

女の子が滑ってたりガンバ
超かわいい

超短い犬ぞりレースもやってたり


氷の彫刻を作ってたり


地元の学校の子供達がオリジナルのオリンピックソングを歌ってたり


メインのワールドカップの結果はというと、
ケンモア出身のSara Rennerが銅メダルを取りました
サラは33歳一児の母ですすばらしーい

カナダ、オリンピック間近の今、大盛り上がりです

一方、民族舞踊に見とれすぎて、凍えきったちっかは、
表彰式をすっぽかし、町のクレープ屋さんへ

おしゃれなカップでコーヒー飲みます
しかしこのカップ、めっさ持ちにくくて、こぼしまくり

ダイエット中なのに、掟破りのクレープ食べちゃったぁ
その名も『Death by Chocolate』

うますぎぃ
こりゃ、死んでしまうわぁ

いよいよ来週バンクーバーです
オリンピック楽しみだなぁ

田中さんからの贈り物

2010-02-02 | スノボ、クロカン、その他
先週行ったクロカンのMovieを田中さんが創ってくれました
ちっか閲覧禁止の写真が多少出てきますが、最高の仕上がり
お楽しみあれ



この曲いい元気になる
自分突っ走れーーーーーそれでええねん

ってことで、こちら田中さんのクロカンブログです
http://ilovewintergreen.blog22.fc2.com/blog-entry-1007.html

田中さーんありがとうございます

Lake O'Hara Cross Coutry Skiing Day 2

2010-01-26 | スノボ、クロカン、その他
朝方、クライミングの夢と共に目が覚めます・・・

肩が痛いてか、暑い汗だくです
気づけば横に、靴下、ジャケットが点々と転がってる・・・
・・・ってちひろちゃんの抜け殻ではないですかぁ~(笑)
窓を開けても外の冷気が全くもって小屋の暖気に勝てません
蒸発してしまうぅぅぅ

と、うなされながらも朝が来ました

朝日が山頂を照らし出しました
なんて綺麗なんだろう

静まり返った空にゆっくり映し出される雪山を眺めながら、
コーヒーを飲みますなんて贅沢なんだろう

至福の時とはまさにこの瞬間
地球という星に生まれて、音一つない静まり返ったこの場所で、
大自然を全身で感じながら、壮大な雪山に囲まれて朝を迎えることが出来るなんて、
改めて生きていること、この世に命を与えられたことに感謝します

朝食は昨夜の鍋にご飯を足して雑炊
そして、昨日作ったチーズケーキ

チーズケーキ完成うまーい

午前10時半、山小屋とお別れして、外に出ると、雲ひとつない見事な快晴
真っ白に雪化粧された山々が真っ青な空に凛とした表情でたたずみ、
その姿はなんの迷いもなく、ただ単純にSimpleに美しい

山が綺麗です

昨日立ち寄ったLake O'hara
太陽が山から顔を出すと、雪面に蒸気が浮かび上がり、魂のように動き出しました。

これは山の精霊にちがいない

Lake O'haraっていつもなんかすごくSpritualな感じがする
元気になるんだなぁ
きもちいぃ
 
みんなで記念撮影

永遠にこの地に留まりたい気持ちを抑えて、帰路へと進みます
後は下り坂のみ~

イエェーイっと思いきや、ライトツーリング、全く持って乗れません
氷の上に落とされた生まれたての小鹿のようです(子豚かブー
全く持ってコツがつかめないわからーん
ほんの1時間で親指山のランチスポットに到着

山は相変わらずThumb(s) upだけれども、ちっかは超Down
もう、動けーん

この上ない晴天の中ランチです
田中さん夫妻、やはりこの日も笑顔が素敵

ちひろちゃんも元気いっぱい素敵な笑顔です

・・・一方ちっかは、疲れMAX(笑)ベーグル噛む力さえ残ってない(笑)
マジで疲れたぁ

おなかいっぱい、たっぷし充電して、出発
もう一度いいます山が綺麗です

ご飯食べて元気になったちっかあと残すは5km
がんばれ自分
それにしても、不細工なシルエットで笑える

ここからの景色は、雪の積もった木々が、綺麗過ぎて、
狂ったようにシャッターを押し続けてしまったちっかです
テンションあがるぅ
 
 
みんなもテンション
気持ちいいぃ

トレイルヘッドはすぐそこです

まだまだ滑っていたい気持ちをよそに、ちっかの体はもう限界
3時45分、到着


最高な天気に恵まれて、最高に素敵な時間を、最高に素敵な人たちと過ごすことが出来ました

田中さん、けいこさん、そしてちひろちゃん、すばらしい日をありがとうございました

胸いっぱい大感動の2日間でした
O’Haraサイコーーーー

Lake O'Hara Elizabeth Parker Hat

2010-01-25 | スノボ、クロカン、その他
今夜のお宿Elizabeth Parker Hatです
夏のハイキングの際、何度も通り過ぎたことはあるけれど、
実際に入るのは初めて

ドキドキ・・・

中をあけてみると、こんな感じ

ガスストーブつきのキッチンそして、窓のからみえる外の景色
やばーい素敵すぎる

大興奮のあまり疲れもぶっ飛びます

奥へ進むと、ダイニングテーブルに、薪ストーブに、ロフト
やばーいテンションあがるぅ

もちろん寝床は2階でしょってことで、
はじからはじまでくるくる舞の海ごっこして、とりあえず、最高

田中父さんはさっそく火をつけます

雪を溶かして水を作って、どんどん部屋があったまる

やばい・・・癒される・・・しあわせぇ

そしてみんなで乾杯お疲れ様でーす
ビールがうまい

そして今夜のメニューはキムチ鍋
キムチ被害に遭いつつもがんばって持ってきた甲斐がありました

おいしーい

おなかいっぱい胸いっぱい

ぴっかーんひらめいた(ちひろちゃんが)
『ヘッドライトで遊ばへん
カメラのシャッター速度を変えて、一筆書き遊び

ちひろ作:木

ちっか作:蝶ちょ

お題:ほし
 
ちっか作おー完璧
                    
右:たなかさん 真ん中:けいこさん 左:ちひろちゃん(でかっ

お題:ハート
 
ちひろちゃん作 

ちっか作

けいこさん&田中さん共同作品ラブラブ

ちっか難題の名前に挑戦
鏡文字しかも一筆じゃない

おーーーー出来た

そんなこんなでたっぷし遊んだ後は、明日のデザート作り

NBくんレシピのOutDoorチーズケーキ
30cmくらいのフライパン分
マシュマロ 200g
クリームチーズ 250gの3/4強
クッキー 7枚
Thick Cream 1缶(生クリームの缶詰)
レモン汁 4杯 またはライムゼリーの素 少々でも可

1.クリームチーズとThick Creamをダマがなくなるまで混ぜる。
2.レモン汁を入れて混ぜる。
3.水200mlを火にかけて、沸騰する前にマシュマロを入れて溶かす。
4.ゼラチンまたはライムゼリーの素をちょこっと入れる。
5.1を入れて混ぜる。
6.クッキーは砕いて、型のそこに敷き、たねを流して一晩放置
ちなみに今回は半分の材料で、プラスティック容器に入れて作りました
明日が楽しみですNBくんレシピありがとー

通常20人が定員のこの山小屋
ラッキーなことに今夜の宿泊者はうちら4人のみ

明日に備えて、おやすみぃ
山小屋素敵だなぁ・・・


Lake O'Hara Cross Coutry Skiing Day 1

2010-01-25 | スノボ、クロカン、その他
今週の休日は田中さん夫妻とご一緒に、
念願のLake O'Haraでクロスカントリースキーです
Yoho National Parkに位置するLake O'Haraは、
カナディアンロッキーの中でも世界中の人が訪れる大人気の場所で、
湖までの12kmの山道をバスに乗って上がり、そこから広がるいくつものハイキングコースを、
一日または数日に渡って堪能できる絶好のハイキングスポットです

私にとってもここはカナディアンロッキーの中で3本指に入る、
毎年欠かさず歩く、超お気に入りの場所です
この場所は、高山植物が登山者によって荒らされることを防ぐため、
一日に入れる人数が限定されています
その為、バスの予約は3ヶ月前から必要とのこと
今回はバスで走る山道をクロスカントリースキーで登り、
ハイキングコースの途中にあるElizabeth Parker Hat
(ハイキングに来た人なら誰もが知っていると思われる)にて
一泊二日のクロカンTripです
ちっか初の山小屋泊まり、期待に胸が膨らみます楽しみぃ

普段バスで登るこの傾斜を、クロカンで登るのには、
私の技術ではほぼ不可能だった為、今回ライトツーリングというものをレンタルしました
通常のクロスカントリースキーの板は、幅がとても細く、エッジがありません
ライトツーリングはエッジが多少あって、板も太い
山スキーよりは板もだいぶ軽い様子
靴はクロカンと同様柔らかい素材で、かかとも浮きます
感じとしては山スキーのような板で、靴が柔らかい感じかな
そしてシール(板の裏につけるストッパー)も借りました

天気はあいにくの曇り空予報は曇ときどき雪
最低気温はー13度気温が低すぎなくて良かった
10時50分出発

最初の4km、5kmは緩やかな傾斜が続きます
緩やかな雪面で、ライトツーリング、スイスイ進めます
おぉイケルかも
山もThumb(s) upです

ベンチのある親指山のふもとでLunchタイム

ピクニックテーブルに舞い落ちる雪の結晶かわいいなぁ

ハプニング発生今夜のメニューの手作りキムチが漏れてます
くさっ袋5重の上にジップロックに入れたのにも関わらず、
漏れてる時すでに遅し
キムチ外付けですせっかくのオスプレーもに隠れた
カッコ悪ッそして臭い

Lunchを終えると、山から青空が顔を出し始めました
やはり田中さんには山の神様が憑いてます

おぉ青いぞぉ

おなかも満たされて、青空みちゃったらテンションもあがるぅ
たのしぃ

太陽の光に向かって再び出発
ここからは上り坂が続きます
板にシールを貼って準備OK

何度かの心臓破りの傾斜を登り、8km地点を越したところで、
ちっかバテ気味ですがんばれ自分
すべるというより、とにかく前へ歩く、登る
あ”しんどい

一方ちひろちゃんは・・・余裕の笑顔
千裕の『hiro』は、余裕の『you』
You余裕や~んラララ~

12km地点、Lake O'haraに到着
イエェーイ

夏は一面湖のこの場所、永遠に広がる雪面
ひろーいてか、つかれたぁ

最後の1kmはレイクマッカーサーへ続くトレールを歩きます
クロカンの板に苦戦するけいこさん
板が浮いてるぅ足首が有り得ない方向に曲がってます(笑)
しんどそぉ
シールがついてるちっかの板はココはなんとかクリア
私、クロカンの板じゃ確実に登りきれなかっただろうなぁ

あとはロッジ目指して歩きます

雪見大福みたい

衝撃の一枚疲れきって目がイッてます(笑)
早く着いてくれぇ

ロッジがみえたぁ
一足先に着いた田中さんとけいこさんが手を振って待ってます
まるで2人のお家のよう
大自然の中にポツンとある山小屋かわいいぃ

午後4時15分Elizabeth Parker Hat到着
イエェーーーーイついたぁ


今夜のお宿Elizabeth Parker Hatです