ホトケマンストリート3

ホトケマンの道~台湾編~

台湾一周自転車旅行 1日目(台北⇒花蓮) part.3

2011-01-06 20:09:02 | 自転車
さあ、蘇澳からは山岳ステージのはじまりです。
いきなりかなり険しい山道と崖が続きます。ここまでの距離約100kmぐらい
平地で、足を使ってきたので、あまり早く進めません。
もちろん心拍計で、心拍を管理していたこともありますが・・







この山岳ステージは南澳までの間、3つの山道を上がったり下がったり
しなければいけません。ここは本当にきつい山道でした
時速10km未満での巡航が続きました。









かなりの時間を要して、やっと南澳まできましたが、地図上ではほとんど
進んでいません。
地図を見た時には本当に愕然としましたね・・

南澳を過ぎるとさらに坂がありました。
さすがに、これは花蓮までたどり着くのは無理かもと思いました。
4つ目の山もなんとか登り、

ここからは崖地獄が待っていました。ここら辺は夏場に豪雨で崖が崩れまくった
ところで、いまだにあちこちで修復作業をしていました
工事中の場所は、片側通行になっていて、ただでさえ狭いところを通り過ぎて
行きました。





あと、
前から調子が悪かったのですが、サイクルコンピューターの調子が悪く
電気が切れたり、リセットされたり、途中で完全に止まってしまいました
だから、途中で、今何km地点を走っているかが、全く分からなくなりました。
これは不安でしたね。もうしょうがないと割り切るしかなりんですが・・

この4つの坂には本当に疲れ果ててしまいました。
もうすでに辺りは真っ暗になってしまいました

正直めっちゃ怖かったです。暗くて道も良く見えないし、となりは崖。。
車の通りはそれなりにあって、下り坂なので、結構スピードも出てましたし・・
まだまだ花蓮までは距離があるので、気持ちは焦るけど、スピードをあまり
出すのも怖い・・これはかなりの緊張感でしたね

トンネルも4,5ヶ所ありました。
トンネルの中は電灯もまばらで、足元もはっきりしない感じでした。

っとするとその時・・
前輪のタイヤが、プスッ。。

えっまさか、、、

いやっそんなハズはない、、


正直、目の前の現実を信じたくなかった。
でも前輪のタイヤはガタガタして、やはり現実を受けざる得なかった。

花蓮まではまだまだ長い(たぶん50kmぐらいあったかと思う。)
パンクを直して、ちょっと遅くなってもなんとか前に進んでいこう。

道端に自転車を止めて、パンクを直そうとした。
しかし、暗過ぎて、なかなか作業がはかどらず

中のチューブをなんとかはずして、新しいチューブを入れると
やはり暗くてなかなか入らない

気持ちは焦るので、強引にチューブをなんとか入れました。
そして、インフレーター(簡易空気入れ)でタイヤに空気を入れようと
すると、なーんと空気が入ってくれません。
何回入れても、まったく入りません。。

なんてことだっ!
こんなにあせったことはありません。

いやっそんなハズはない!
しかし何度やっても結果は同じでした



初日にして、大ピーーーーンチっ!に見舞われてしまいました。。


                         つづく

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