光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

富津市下洲漁港・海苔の種付け

2023年10月04日 | 日記

 9/24(日)ツレと富津岬にある下洲漁港を訪ねました。この日から開始される陸上採苗、いわゆる海苔の種付けを撮影する為です。自宅を出たのは午前7時半頃、着いたのは午前8時頃です。

 漁港の隣は富津海水浴場ですが、そこには沢山の人が来ていました。日曜日のせいもあるのでしょうが、他府県ナンバーの車が何十台も停まっていました。これにはビックリしました。それと対岸を見ると富士山が素晴らしい景観を呈していました。こんな凄い青富士を見たのは初めてです。

 

 海苔の種付け場に行くともう盛んに水車が回転していました。規模から言うと金田漁港の種付け場の2倍位あります。

 この漁港の撮影をするようになって今年で5年目です。その間に顔見知りの方が沢山できました。上のカットと下2枚は何時も気軽に声をかけてくれる人たちです。撮影した写真をさし上げると記念になると喜んでくれました。

 さかんに水車の周りを撮影していると、ツレがあの札は何かしら?と言うので見て見ると小さな丸い札に番号が記入してありました。知り合いの人に聞くと胞子を付けた網に付ける札で、網の管理に使う物との事でした。

 水車に巻かれた網から一部を切りとり、顕微鏡で胞子が付着しているのを見ると言うので、その場面を撮らせてもらいました。顕微鏡も覗かせてもらいましたが胞子が光ってとても綺麗でした。

 至る所に黒くて大きなビニールハウスの様な物がありますが、中には海苔の種が付いた蛎殻が保管されています。太陽光に当たると胞子を放出してしまうので、暗くしたハウスに入れておくそうです。

 水車から外され胞子が着いた網は、海水の入った水槽に入れられます。この網は2~3時間位水槽で根付されて、冷凍庫に保管されます。

 この後1時位撮影し帰宅しました。帰り際に種付け場と漁港の間にあるガードレールの側を見るとネコがいました。漁師さんに餌を貰っているようです。