サヨナラ記念日 2004-12-24 | 詩 昔 聴いてた 大好きな曲 「選ぶことは失くすことに似ている」 そう歌っていた 聖なる今夜は サヨナラ記念日 苦しいけれど 泣かずにいようね 笑いながら 小さな木に光を点そうね だからあなたも どうかあなたも 誰かと笑っていてね
居場所 2004-12-24 | 詩 あなたの隣にいる人が あなたの心にいる人が 気になって仕方なかった あたりまえのように名前を呼び あたりまえのように寄り添い あたりまえのように喧嘩をしては あたりまえのように眠る きっとそんな人 そんな影を見て 私はどこに居られるだろう いつも 聞きたくて聞きたくて ずっと 聞けずにいたけれど いま、夢の交差点で 私は 立ちすくむ
影が見えた朝 2004-12-24 | 詩 明け方、あなたの夢を見た。 …やっと会えたね。 だけどそれは なんて悲しい夢 そして私はいつものように 涙を押し殺して笑ってる ねぇ、この痛みはどこへ行けば良いの? 青いパジャマで隣に座るあなたの肩に寄り添いたい衝動に駆られながら 私は笑う ずっと感じて来た影を 見た気がした
想い 2004-12-23 | 詩 あなたを好きな気持ちは いつも 手に負えなくて。 好きじゃない時には あなたの悪口ばかり。 憎まれ口をたたいていても こんなにも こんなにも 大好きで 大好きで …悔しいほどに。
降伏 2004-12-23 | 詩 どんなに怒ってても。 どんなに見放そうと思ってても。 何があっても私はあなたを許すことを自分で知っている。 まるで、噴火の裏側で、柔らかな毛布を用意しているような。 そんな自分が、悔しい。
あの日の「うた」 2004-12-22 | 雑記 昔よく聴いてた1枚のCD。 その中で1曲だけ、自分に響かないのがあった。 頭では解っていても、実感がなかった。 悲しい曲だと解っていたけれど、明るい曲調に隠れてうやむやになってた。 10年経った今、改めて手に取ってみた。 もう何度も開いた歌詞カードに目を落とす。 涙が落ちるのに時間はかからなかった。 …あぁ、こんな「うた」だったんだ。 素敵な再会に、感謝。