CURRICULUM VITAE ~人生の道程~

感じ、考え、歩き出し、つまづき、そして、起き上がる。

ちょっとのことで。。。

2006-04-26 23:11:28 | ●少年たちと育つ道~共育~
 ちょっとのことで、変わることは実は意外と多くて。

 ちょっとのことに気づけることが、実は重要で。

 でも、その「ちょっと」を見つけようと、「ちょっと」に目を向けすぎると

 その「ちょっと」は見つからない。

 そんなことをちょっと考える時間が、結構好きな私です。

ファンタジー。。。

2006-04-25 23:56:22 | ○徒然日記
 大学も2年次になり、心理系の授業も総論から各論へと専門化してきました。
生きている人の心は難しい。。。

 そもそも、私が目指している道…
それはスポーツカウンセラーという資格です。
ん?なんだ、ソレ?と思われた方が多いと思います。
スポーツカウンセラーは、本当に簡単に言ってしまえば、スポーツをする人の心身を心の面からアプローチし、サポートしよう、というもの(と、私は考えてます)です。(…違ってたらごめんなさい、中島先生。。。)

 人間の心には、意識・無意識の部分があるという話を聞いたことがある方は多いと思います。それはよく氷山に例えられます。海面から顔を出している部分、いわゆる氷山の一角と呼ばれる部分が「意識」、海面から下の部分が「無意識」と呼ばれる部分で表立って姿を現していません。
 「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、やはり人格形成には幼い時期の過ごし方が重要だということです。
意識は現実、無意識の部分はそれに対してファンタジーと言われます。
例えば、誰かのことを憎いと思ったとします。普通の人であれば、ファンタジーの中でその憎い人を殴ったりしても、実際にその行動を意識のレベルまでに持ち上げてきて、その人に手を上げたりはしないはずです。しかし、最近は、かっとなった勢いで実際に罪もない人を手にかけてしまったり、小言を言った親や教師を刺してしまったり…という事件が多発しています。現実とファンタジーとの区別が出来ていない人が増えている結果なのではないでしょうか。
 
 幼いころに、いかにファンタジーの部分を育てるかが大きな鍵となります。
物語を聞いたり、絵本を読むことで、想像力がたくましく成長します。その想像力が、ファンタジーを形成する上でとても大きな要素であるようです。
インターネットは、本来ファンタジーの世界であるはずです。しかし、そのファンタジーの世界で起きることは現実につながってしまっています。例えば、画面上で買ったものが、数日後には実際に手元に届く…といったネットショッピングなど。。。)
 こんな時代にいきる最近の子供たちは、テレビゲームやネットといったモノに囲まれて、現実とファンタジーの区別が出来ていないことが多いといいます。この事実が、犯罪に直結するというものではありませんが、今後の人類に、不安を感じてしまいました。

 先日、積志教室で、絵本の読み聞かせをしました。
ねらいは、通ってくる子供たちは幼稚園児~小学低学年とまだ小さいので、絵本を通じて集中力を養ってもらいたいということ、そして、将来彼らが大きくなった時になんとなくでも「空手の先生が、小さいころ絵本をよんでくれたなぁ」と記憶の中に留めていてくれればいいなぁ…それが、何らかの形で子供たちの心の成長に繋がればいいなぁという思いからです。
 せっかく縁があって出会えた子供たち。より豊かに、大きくなってもらいたいです。 


はなみずき。。。

2006-04-24 13:54:35 | ○徒然日記
 はなみずき、好きです。
実家の庭にも、植わっていたような、いないような。
花は清楚なのに、しっかりと、まっすぐに伸び、大きく広がる幹。
そんなところが、好きです。

 いよいよ、次の試合も近づいてまいりました。
5月21日、昇段マッチの相手として、ご指名をうけました。

 闘志は、静かに、強く。
日差しに萌える、あのはなみずきのように。。。

白。。。

2006-04-22 23:32:28 | ○徒然日記
 子供を「指導」する。
指導って、何でしょうか。
指導って言うと、なんだか上からものを言うような気がするのは、私だけでしょうか。

道を、指し導く。指導。

 人はあらゆる可能性をもっています。
特に子供たちはまだこの世に生まれてからの日が浅い分、これから先の道のりも長いです。そんな子供たちと関わる中で感じたのは、指導するということは、より良い方向に可能性を導いていくことなのではないかということです。
 
 つい先日、故郷で事件が起きました。
被害者は中学生、加害者もまた、若干15歳の少年。
悲しい事件、といってしまえばその一言に尽きますが…何とも言えない、苦しさに襲われます。子供たちと関わるなかで尚更そういう気持ちが強くなるのかもしれません。
自分の関わる子供たちが、もし事件に巻き込まれたら…と考えると、とてもつらいですが、同時に、もし自分の関わる子供たちが加害者となってしまったら…と考えると、ただ空手の突き蹴りだけを教えていればいいというものではないことを痛いほどに感じました。

 人の持つ、可能性。
それはもちろん、良い方向に向いた可能性もあります。しかし、光と影があるように、悪い方向へ向く可能性もあるはずです。
子供たちの可能性のなかにある、「良い」部分を今後の彼らの人生に最大限に活かせる手伝いができれば、私にとっては大きな喜びとなるでしょう。
結果が出るのは、まだまだ先の話。
あせらず、されど、その一瞬一瞬を大切にして、生きたいです。

 私という「可能性」はひとつ。
けれど、関わる子供たちもそれぞれに「可能性」を持っています。
みんなが、それぞれ自分たちの可能性に気づき、それぞれに大きく羽ばたいたとき、私の「可能性」はひとつではなくなると思っています。


いっしょに、がんばろう。

匂い。。。

2006-04-20 23:59:01 | ○徒然日記
 画像は、八朔(はっさく)。
皮に爪を立てた瞬間、ひろがる爽やかな香りに心が和みます。

 匂いは、心に大きく影響を及ぼすと思います。
すれ違いざまに鼻をかすめた香水の香に、昔同じ香水をつけていた人を思い起こし懐かしさを感じ、夕暮れ時に隣家から立ち上る夕餉の薫りには家族のことを想います。
人はきっと匂いによる記憶も多く持ち合わせていると思います。

 昔、まだ私が小さかったころ。
我が家に住み着いた野良猫のシロは、ふんわりとやわらかく甘い匂いがしました。
とてもかわいい猫でした。
数年後、シロはいつの日からか、顔を見せなくなりました。
そんなある日、小学校の校庭に自生していた大きな木に寄りかかると、シロとおんなじにおいがしたのです。
私はごわごわとした幹に顔をつけ、いつまでも、いつまでも、「シロの匂い」を胸いっぱいに吸い込みつづけました。。。


人生は。。。

2006-04-19 23:56:23 | ○感動録~映画・書籍~
 一度っきり。。。


 百万回生きたねこ…
佐野洋子さんが描かれた絵本です。
初版が1977年とのことですから、かなり長く読み続けられているんだなぁという印象を受けました。

 百万回生きたねこ…
もうすでに読まれた方も多いと思いますが、私、実はこの年にして初めて読みました。
絵本の題名は知っていましたが、ちゃんと読んだのは初めてでした。

 主人公のねこは、百万回も生きるのです。
そのたび飼い主が変わり、その死に際には、全ての人が悲しみ涙を流しました。
人生は、一度きりなんですよね。
このねこだって、一回一回、命を終えているのです。
昨日の私と今日の私、まったくおんなじではないはず。
一度きりの人生、経験して無駄になることって無いと思いますが、皆さんはどう思われますか?
…例えば、何か嫌なことでも、そのことに何か意味を持たせればきっと自分の為になると思います。
折れそうな弱い自分も、それに立ち向かおうとする自分も、かっこ悪い自分も、全部全部ひっくるめて、私という人間なのではないでしょうか。。。?だから、そういった「自分」を殺さなくてもいいと思います。
…ただ、自分勝手に、と意味ではなく。。。


 また、お話の中で、ねこが愛する伴侶を亡くし、百万回生きた中で初めて涙を流して悲しみました。
皆さんは、フジコ・ヘミングさんというピアニストをご存知ですか?
前にテレビのインタビューに答える彼女の言葉でとても印象に残る言葉がありました。
それは、「愛というものが私の演奏の糧になっている。愛されることもそうだが、愛することによって得ているものが大きい」という内容の言葉でした。
「愛」と一口に言っても、様々な「愛」があるでしょう。
親子間であったり、恋人同士であったり、兄弟やものに対する感情もあるかもしれません。。。
相手を思いやる気持ち、お互いを思いやる気持ちは、ひとがひととしてより豊かに生きていくうえでとてもたいせつな感情だと思います。
今まで、ただ可愛がられ、悲しまれるだけであったねこが、初めて他者を愛し、受け入れることができた。。。そういった感情を手に入れることができ、こころの欠けた部分が
埋まっていったではないかと思います。

 これらは全て、私の勝手な解釈です。
解釈なんて、みんな違っていいんですよね。
だって、例えばある色を見たときに、その色を「緑」と思う人も居れば「青」と思う人もいるでしょう。そもそも、「緑」や「青」なんていう色の捉え方自体もその人の主観次第でどうにでもなってしまうでしょうが。

 そのあたりのお話は、心理臨床学のお話につながっていくので、また今度☆




集まれ~☆

2006-04-17 23:15:16 | ○徒然日記
明日は2回目の積志教室☆
先週は大雨・暴風でしたが、明日は天気にも恵まれそうです\^o^/
嬉しいことに、またお問い合わせがありました♪みんな、集まれ~☆☆☆

今日は内野小学校に、教室ご案内のプリントをお願いしました。
親切に対応してくださった教頭先生、ありがとうございました!

これからも地域に根差した教室を目指していきますので、ご協力よろしくお願いします!!

嬉しいことといえば、昨日長野県で行われた飯伊地区少年大会で、我が地元・中津川道場の道場生であるY江少年が優勝したとY江少年のお母様よりご報告がありました☆
なんと毎日、朝練を頑張っていたんです!!すごいなぁ☆
嬉しい報告に、私も活力をもらいました♪

頑張るぞっ(#^.^#)