今考えても、ちびカベの人生の中で一番の
恐怖時間でしたね
多分、そんな長い時間は経ってないと思うがちびカベ的には相当長いこと先生達を目をつぶりながら待ちました。
で、ようやく足音が近づいてきて・・・「ちびカベさんですね?確認のため生年月日を教えて下さい」と言われ最終確認
また目薬をした後に何かがちびカベの目の中に入ってきた。眼球を何かに押さえつけられる感じ
(まばたきできないように固定?するため)
その後、明らかに【チクッ】とする痛みを感じながら眼球が一層誰かに押される感じ・・・
「そのまま○○秒(何秒だか忘れちゃった)待って下さい」と・・・
人によると思うのですが、それがすっごい痛くて痛くて
心の中で「何でこんなに痛いの??そもそも何でこんなになっちゃったの??」と自分の決めた事とは言え後悔
そして心で号泣
だってまだ片眼だからもう片方あるわけですよね
そこまで事は進んでるからこのまま逃げるわけにもいかないしさ
今はブログの普及がすごいのでさんざん調べたわけですよ、体験談を・・・そこには「片眼が終わったらもう片方は要領が分かっているので恐くなかった」に近い文章をたくさんみました。
でも、ちびカベは「もうあの痛みはヤダ
絶対にイヤ
」ですけど、先にも述べたようにここで逃げるわけにはいかないのでね
手を力強く【グー】しながら我慢して第一段階終了で、隣の部屋に移動です。
不思議とその段階で裸眼なのになんとなく見えるんですよね
次はどんな恐いことされるの
とイスに寝っ転がりながら考えてました。
また「ちびカベさんですね?確認のため生年月日を教えて下さい」と確認です。
その頃には恐怖のピーク
顔に布をかけられ片方ずつ【レーザー】を照射されるらしい(説明で読んだし、隣で説明してくれた)
思いっきり水みたいのを目の中に入れられ(見えないけど目が洪水手前だったと思う)【べロン】とちびカベの何かがはがされ(フラップと言うらしい)緑色だったかな?の【レーザー】があたる。その後、【べロン】をはがされた物を【ペロン】と元に戻した様子。
うれしいことに、この作業は全く痛くない
右目が終わったら同じ要領で左目も作業が進んでいく。
左目がそろそろ終わるかと思った時、先生が「うん??ちょっと待って・・・はい、大丈夫。終了です」と右目にはない何か違う作業を・・・
「なになに??」と心配するものの終わったという安堵感もあり・・・
「先生の検査がありますのでこちらにお座り下さい」と同じ部屋の隣にある【目】の検査台?みたいのに【アゴ】をのせる。
「はい、キレイにできてますよ。成功です」と肩をポンポンとされた。今までこんなに安心する【肩ポンポン】はなかった
ようやくテゲの所に帰れる
と思ったが「回復室で少しお休み下さい。そこで目薬の説明がありますので」と言われ【回復室】に。
やはりハッキリではないが見える
【回復室】に行きようやく自分の靴と再会し「今日はお疲れ様でした。手術はこれで終了です。・・・」と目薬の説明をしてくれる看護師さん。
その時に、ちびカベ気付きましたね。ちびカベの左目に何かがあったなと・・・だって、ビックリする位の二度見
ちょっとテンション落ちながら
目薬とメガネ?ゴーグル?(花粉症の人がするようなメガネ)をもらい、預けていたメガネ&お守り代りのブレスレットを引き取りテゲの所へ・・・
「どうやった??見えるようになったんか??」→「目変じゃない??赤い??」→「左目の左真っ赤や」と言われ慌てて鏡でチェック
痛々しいほどの真っ赤
ちょっと引いた
ショックを受けても仕方ない、自分で選んだ人生さ
と前向きな気分でホテルに戻る(裸眼で歩けるし)
ホテルの下に【パスタ】のお店があったのでそこで夕飯を食べることに
その頃には、目がゴロゴロで不法侵入者という名の【まつ毛】が入ってる感覚。が、鏡を見るのもイヤで・・・
とにかく目がゴロゴロなのと勝手に涙ポロポロしながらパスタ食べました。そりゃあ、店員さんも不審に思いますよ。泣いてるのに、会話は暗くないし、普通にパスタ食べてるし。
あまりのゴロゴロ感で「こんな思いするならやらなきゃ良かったよ
」と普通に後悔(気分の浮き沈みが激しかった)
テゲはマッサージをしてから帰ると言うのでちびカベは先に部屋に行って説明されたように何種類もの目薬を何分おきにさすことをひたすら繰り返す。
手術後はテレビも携帯もパソコンもしたらダメなので起きててもしかたないので早目の就寝
(テゲがちびカベ実家とスカイプでテレビ電話してたので少しだけしゃべってね)
「痛くなったら飲んで下さい」と言われた【痛み止め】もビビりのちびカベは痛くなってからでは恐かったので飲んで寝ました。
しかし、興奮状態からかなかなか寝付けない。少し寝たかと思ってもスグにも目が覚める←新宿のど真ん中と言えばちびカベの中では○罪都市なわけですよ・・・そのせいか夜中にサイレンがあちこちで鳴ってて目が覚めたとも言うんだけどね。
そんなこんなでやっと朝が来ました。
正直、起きてるのに目を開けるのがとっても恐かったですよ。見えなかったらどうしよう
と考えてしまって。
勇気を出して開けてみたら昨日の朝とは別世界
だってメガネしてないのに見えるんですもの
見るモノが全て輝いて見えて「朝ごはん買いに下のコンビニ行ってくる
」とルンルンで出かけました。
やはり【左目】は【真っ赤】なままなので通り過ぎる人みんなが「
」という感じの目をします。
初めはその目線がすごくイヤだったのですがそのうち慣れました。
ホテルをチェックアウトして眼科までの道のりも輝いて見えました。本当に見るものが全て新鮮なんですよ~
眼科でのチェックを異常なく両目とも【1.5】
「何か気になる点はありますか?」→「目が赤いんですけど・・・」→「1~2週間で消えますから安心して下さい。これは充血ではなく手術の時に血管を切ったので日が経てば吸収されていきますので」と言われ「血管切ったんだ
」とちょっと焦った。
検査も終わり、ようやく家に帰れます。
ここ何日か緊張のため、なかなか寝付けなかったので一刻も早く自分の布団で寝たかったんですよ。
夕飯は【ちびカベBDディナー】でちびカベの大好物をお願いしてあったので(ちびカベ母に)
持ってちびカベ実家に行きました。
やはり、ちびカベを見て「うわっ
ちびカベちゃん、どうしたの??その目・・・治るの??」とリアルな感想を言うちびカベ母。
そんなこんなで【宴】の開始。
ちびカベの大好物【カニクリームコロッケ】食べ、テゲが選んでくれた
にロウソクをちゃんと年齢分立ててもらい(歌付きね)安心感いっぱいで楽しく過ごしました。
そしてようやく、「30歳になったんだ」と実感できました。
誕生日当日は、手術のことで頭がいっぱいだったからね。
いよいよ?次回が最終回と言う名のまとめです